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新築にいらない設備と、あったら良かった設備を徹底解説

基礎知識

2022/02/16

2022/02/18

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

新築にいらない設備と、あったら良かった設備を徹底解説

住宅を検討し始めますと、どんどん気持ちが高ぶります。特に注文住宅を検討している場合、選べる項目が多岐に渡りますので色々迷い過ぎて混乱してしまうほどです。
全て選択出来れば満足度も高いのかもしれませんが、予算が決まっている場合は取捨選択しなければなりません。
では実際に住宅設備の中でその優先順位をどう決めていくでしょうか?実際に家づくりを終えた方の感想に出てきました優先しなくて良い設備や積極的に取り入れたい設備を見ていきましょう。

新築の注文住宅にいらない設備

【天窓】

・紫外線が強くまぶしい
・雨音がうるさい
・手入れが面倒

開放的なイメージがありキッチンやダイニングに設置することが多いですが、日差しが強い時は室内温度もかなり上昇します。
ブラインドを設置出来ますが効果は無いです。また雨音が気になりますし、施工が悪いと雨漏れの原因にもなります。
開閉可能な場合、埃が溜まりやすく手入れが面倒になります。周りの家と密集していてどうしても光を室内に取り入れたい場合のみ検討すべき設備です。

【雨戸】

・普段ほとんど閉めない
・風が強い日はうるさい
・おさまりが悪くなる

防犯や風害、雪害から守る役目を果たしますが、家を長期間不在にする時以外あまり閉めることは無いようです。
また風の強い日はカタカタと音を立てることもあり私の実家の雨戸もかなりうるさたったです。
設備の特徴上スライドさせながら開け閉めしますのでだんだん滑りにくくなり面倒な設備に感じます。雨戸を設置するならシャッターをお勧めします。

【キッチンの吊戸棚】

・圧迫感がある
・配置によっては有効
・上部は届きにくい

収納量は増えますが、間取りによっては圧迫感が出てきますので要注意です。
特に対面型キッチンの場合、キッチン側とダイニング側を遮断させる要因になります。
また上部の棚の出し入れは椅子や脚立が無いと届かないです。
さらに、身長の高い人は頭をぶつけることもあります。食品庫(パントリー)が設置可能な場合は不要かもしれません。

【食洗機】

・意外と容量が少ない
・洗い残りが気になる
・掃除が面倒

注文住宅の場合はビルトイン型を選択しますので、見た目はスッキリしますし家事の時間短縮になりますが価格は10万円以上になります。
サイズにもよりますが、洗い物が入りきらないことも多く汚れが落ちていないこともあります。
食洗機を設置した部分の収納スペースは無くなりますし予備洗いを必要としますので、都度洗うことに慣れている方は必要ないでしょう。食洗機内の掃除も必要です。

【床下収納】

・出し入れが面倒
・気密性が悪い
・掃除しにくい

私の実家にもありましたが、ビールや醤油や乾物が入ってました。
腰をかがめて出し入れをしますので非常に使い勝手が悪いですし掃除が大変です。
建物の基礎の仕様にも依りますが、気密性が悪くなりますしなぜか床下収納周りの床は時間が経過しますと他の床よりもブカブカしがちです。
段差も発生しますし思ったほど容量があるわけではないので吊戸棚と同様に食品庫(パントリー)を設置出来れば不要です。

【ミストサウナ】

・値段が高い
・電気代が高い
・ゆっくり入る時間が無い

気持ちよく使える贅沢な設備ですが、価格は高く電気代も高くつきます。
入浴時間が長くなりますので入浴時間をゆっくり確保出来る方にはメリットがあるかもしれませんが、使用頻度を考えたり、使用後に湿気を取る為の乾燥時間と電気代もかかりますのであまりお勧めしません。

【風呂場の窓】

・防犯上不安
・気密性が悪い
・結露になりやすい

実家の風呂場にも設置しましたが、防犯上狙われやすくなります。
また室内の窓よりも性能が劣るので気密性が悪く、夏はもやっとした空気が入り冬はヒンヤリした空気が入ってきます。
元々湿気が溜まる場所ですから、建物の性能に依っては大量の結露を発生させカビの原因もなります。
窓を空ければ換気は出来ますが、最新の住宅機能を利用すれば室内換気で充分湿気は取れます。

【浴室内の棚】

・汚れが目立つ
・掃除しにくい
・無駄に置いてしまう

棚があればついつい置いてしまいますが、水垢やカビが発生しやすいですし、使用しないものも無駄に置きがちです。
掃除もしにくいので、入居後ご自身で外してしまう人もいるくらいです。各自使用するシャンプーやリンスなどは個別の籠に入れて出し入れしたほうが清潔です。

【両開きドア】

・結局片方しか開け閉めしない
・見た目が良いだけ

見た目が豪華なので採用したくなる設備ですが、生活しても片側しか開け閉めしません。
大きな荷物の搬入時に利用するかもしれませんが、他の窓から搬入すれば問題無いです。
実家の両開きドアも長年片開きドアとして活躍しています。室内の両開きドアも玄関の両開きドアも結局片側のみ開け閉めします。
幅を取る為間取りにも影響しますのでお勧めしません。

【ホームシアター】

・費用が高い
・ほとんど使わない

あこがれる設備の1つですが、数十万円かけて設置した割には利用頻度が低い設備です。
スクリーンの場所やスピーカーの位置が埋め込み型で固定されてしまうと、家具配置を変更した場合に本来の性能が発揮出来なくなります。
VRが普及してきますと、そもそも決まった位置でスクリーンを見る必要が無くなります。

【埋め込み型エアコン】

・価格が高い
・商品が少ない

実家のリビングにも設置していますが、商品の種類が少なく価格も高く、将来入替した場合は単に取り換えになるのではなくサイズ変更により天井のクロスを一部改修する費用も発生します。
確かに見た目はスッキリしますが、そこまで導入すべき設備では無いです。

【ロフト】

・出し入れが面倒
・熱がこもる
・換気が悪い

御子様にとっては憧れのスペースだったりしますが、使い勝手は価格ほどでは無いです。
梯子を使って昇り降りをする為荷物の積み下ろしが不便ですし、屋根に近いので熱がこもりがちです。
空気を循環させたりエアコンを設置することが難しいので寝室として利用しにくいことも多いです。
高さは1.4m以下に制限されますし広さにも制限がありますので、可能ならば居室スペースを少し広げて欲しいです。

【屋根裏収納】

・出し入れが面倒
・熱がこもる
・換気が悪い

ロフトと同様ですが、普段は格納されている梯子を利用して荷物の出し入れを行いますので一定の季節に使用する物やストック品を収納することになります。
普段は密閉されてしまうので熱がこもりやすく換気状況も悪いことも。
保管しても傷むこともありますので、どの程度利用価値があるか検討しましょう。少し収納部分を作れば代用できます。

新築住宅にあってよかった設備

【玄関の電気錠】

・開閉が楽
・防犯効果高い
・施錠状況が分かる

荷物を持っている時には大変便利な設備です。リモコンタイプやカードタイプがありますが、車のリモコンキーのように楽に開閉が出来ます。
リビング等玄関から離れた場所でも施錠状況が分かり開閉操作も出来ます。
また、カギ穴目立たず、仮に狙われても鍵穴はディンプルキーになっておりピッキングされにくい構造となっております。
停電時でも、通常のカギを使用すれば開閉の心配は無いです。価格はプラス10万円位になります。

【宅配ボックス】

・再配達不要
・非接触
・固定式は安心

通販を利用するケースも増え最近人気が高い設備です。
不在時にも荷物が受け取れるので再配達を依頼する手間が無く、宅配業者としても再配達の手間が無く非接触で受け渡しが可能なので今後更に人気が出そうです。
押印機能付きやサイレス機能付きも増えてきました。
素材は金属製ややプラスチック製があり、設置方法は置いてるだけのタイプからワイヤーでつないだり、地面に固定させるタイプがあります。

【パントリー】

・まとめ買いに便利
・災害時のストック
・キッチンがスッキリ

巣ごもり需要が増えて人気急上昇の設備です。
スーパーや通販でまとめ買いしてもサイズを選ばす沢山収納出来ますし災害時用に水や食料のストックがあれば落ち着いて行動出来ます。
避難袋を収納しているご家庭もあります。またサイズの違う食品や容器が多いのでパントリーに収納しておけばキッチン周りがスッキリします。  

【浴室乾燥機】

・天候の影響が無い
・浴室内も乾く

価格は数万円しますが、梅雨の時期や冬の時期だと外で干すことも難しく洗濯物が乾きにくいので重宝します。
浴室内も乾きますのでカビの発生を防ぎやすく手入れも楽になります。洗濯物が縮んだりシワにもなりにくいです。

【タンクレストイレ】

・見た目スッキリ
・節水機能あり
・手洗いカウンターもセットで

見た目がスッキリしていますし掃除も楽なので人気があります。自動洗浄機能や自動消臭機能のついた商品も多く勿論節水機能は付いてます。トイレ内に手洗いカウンターを設置すれば洗面所まで行って手を洗う必要もないです。

【大量のコンセント】

・たこ足回線回避
・四隅以外にも設置
・高さにも注意

ついつい忘れがちな設備です。電化製品が増えたの少し多いかなと感じるくらい設置しましょう。
特にリビングと各居室は多めに設置してください。家具の配置が変わって使用出来なくなることも考慮して、部屋の四隅以外にも複数個所設置しましょう。
またダイニングに設置する場合は床下から10CMくらいの一般的な場所ではなくテーブルよりも少し高い位置にあるとコードが短くなり便利です。

【ダウンライト】

・見た目がスッキリ
・掃除が楽

最近はリビングやキッチンで使用する住宅が増えました。
見た目がスッキリしますし掃除も楽です。LEDライトにすれば取り換え頻度も低くなりますので手間はかかりません。

【各階のトイレ】

・支度時に便利
・音が気にならない

家族が多いと朝の身支度の時間帯が重なり不便が生じてきます。
また2階で寝ていて1階にしかないトイレに行く場合、階段の音で目が覚めてしまうご家族がいるかもしれません。
価格は3040万円ですが、それぞれのフロアに設置すると便利です。

【電動シャッター】

・開け閉め便利
・停電時も使用可能
・防犯性高い

価格は五箇所2030万円しますが、見た目がスッキリしますし雨風が強い日でも窓を開閉せずに使用出来ます。
防犯性も高く音も静かですから時間帯を気にせず使用できますし、万が一停電した場合は手動で開閉することが出来ます。

【人感センサー】

・防犯に役立つ
・節電になる
・事故防止になる

音や人の動きによって反応しますが、玄関灯やガレージに設置する照明は人感センサーが防犯に役立ちます。
常時点灯ですと電気代もかかりますが、人感式ならば節電になります。
室内灯を人感センサー付に変えますと、暗闇で足を踏み外したりして事故が起きることを防げたり、電気の消し忘れ予防になりますのでやはり節電効果があります。

【立水栓】

・散水栓より便利

庭に「立水栓」を設置して駐車場側には「散水栓」を設置することはよくありますが、立水栓を設置したほうが使い勝手は良いです。
駐車スペースに干渉しない場所でしたら問題無く利用出来ますし、受け皿である「パン」を設置したら汚れたものを洗い流しても気になりません。

TVモニター付きインターホン】

・防犯に役立つ
・ワイヤレスタイプあり

不審人物がいつ訪問して来るか分かりませんし、配達業者を装った強盗も増えてます。
TVモニターできちんと確認してから対応して欲しいです。
最近ではワイヤレスタイプのモニターホンも登場しましたので、電気配線工事を行う手間も無く、視認性の高いモニターに後々変えることも可能です。

後付けできる設備

【室内物干し】

・手軽に使用出来る

梅雨の時期や冬場に重宝する設備です。天井から吊り下げるタイプですと場所を取りませんし、簡単に干せます。
数万円で設置出来ますのでお勧めです。実家でも重宝してます。

【タッチレス水栓】

・とにかく楽
・節水になる

蛇口を汚さずに操作出来て御子様でも楽に使用できる設備です。
蛇口タイプですとついつい水が出しっ放しになることが多いのですが、開閉のストレスが無いので節水になります。価格も数万円ですので、長い目で見れば効果は大きいです。

【浄水器】

・カートリッジ代が高い
・代用品がある

人気のある設備ですが、カートリッジを取り替えないと不衛生だと言われています。
交換費用を考えますと代用品で賄えます。ウォーターサーバーやペットボトルの水でも代用可能です。
我が家にも付いていますが使った記憶が無いです。災害時のことも考え、ペットボトルを備蓄していますので必要ない設備と認定しました。

【浴室テレビ】

・値段が高い
・修理が面倒
・代用品がある

あれば便利なテレビですが、値段も高いですし修理代も高くつきます。サイズも小さいものばかりです。
何よりも長風呂にもなりますのでご家族が多いとゆっくり見ることは出来ないですし、御子様は長風呂になってしまいますね。
今は浴室でも使用できるポータブル型の液晶TVが販売されています。価格も安く録画も出来ますのでお勧めです。
私の実家の浴室TVは壊れたままです。

新築の設備を決める際のよくある質問

Q1 食洗機は便利だと聞きますが、ホントに便利ですか?

実際に設置した方の話を聞きましても賛否両論分かれる設備です。
家事時間を短縮したい人には便利ですし節水にもなります。
日々使用する食器をそのまま入れて食器棚のように利用している人もチラホラいらっしゃいます。やはりサイズを小型タイプにすると容量が少なく一度に洗えず不便を感じるようです。
一度に使用出来る容量を確認してから検討してみては如何でしょうか?

Q2 浴室に窓が無いとカビが発生しませんか?

湿気を含んだ浴室はそのまま放置をしますとカビの発生源になります。
最近の洗い場にはすぐ乾く床材が使用されますし乾燥機能や暖房機能を付加出来ますので使用後に作動させたら心配ないです。
建物によっては24時換気のシステムが備わっていますので時間もかからず乾きます。

Q3 昔からロフト生活に憧れていました。必要ないでしょうか?

一度は憧れるロフト生活ですが、梯子を使って昇降する行動はやはり危険です。
足を踏み外すこともあるでしょうし、年を取ったら昇り降り出来なくなります。先々まで誰が利用出来るのか検討してください。

いらない設備を見極めて予算削減しよう

ポイント1 優先順位決める

楽しい家づくりですから次々と欲しい設備が予算に組み込まれていきます。
しかし予算には限りがありますので、必要不可欠な設備に優先順位を付けてみましょう。
ポイントは10年後も頻繁に使用している設備なのかどうか、そして頻繁に改良される設備かどうかです。
10年後も頻繁に使い続けている設備はコストパフォーマンスが良い設備でしょう。年に数回しか使用しない設備は不要です。
また頻繁に改良される設備は避けたほうが良いです。将来部品が無くなったり規格が変わりサイズが変更になってしまいます。
10万円以上費用のかかる設備を中心に優先順位をつけてみましょう。

ポイント2  助言をもらう

設備の必要性に悩んだら、助言をもらいましょう。
施工会社に聞くと専門的なアドバイス含めて教えてくれるでしょうし、実際に設備を使用している人から意見を貰うことも有益です。
最近ではSNS上にも、設備に関しての投稿が多く見られます。
特にキッチンや浴室、トイレの設備の投稿は沢山ありますし使用頻度や使い勝手等も質問してみましょう。

ポイント3 家族でじっくり話し合う

そして最後は家族で話し合いです。皆で生活する住宅ですから皆が必要とする設備は積極的に取り入れましょう。
ポイントは生活が豊かになるかどうかです。
例えば食洗機や浴室乾燥機を導入することによって御子様と触れ合う時間が増えるならば採用すべきでしょうし、ホームシアターや浴室テレビの設置は特定の家族が場所と時間を占領しますので不要かもしれません。

まとめ

カタログを見るとあれもこれも設置したくなりますが、使う頻度や便利度は生活スタイルによって変わってきます。
予算と設置スペースの優先順位を考えて選択していきましょう。幾つかの設備を見直すだけでも100万円以上予算が変わってきます。
私の実家は今回御案内しましたいらない設備を多々選択してます。
打合せの時には「無いよりあったほうが良い」と考えて勧めてしまいましたが、その設備が無くても生活に困ることは無かったです。
慎重にご検討ください。

記事コンセプト

ハウスメーカーの垣根を超えて地域ごとに担当者をご紹介しておりますので、まずは希望地域を絞って頂き、その地域に登録している担当者の様々な趣味嗜好や家づくりに対する熱い思いを確認してください。きっと皆さんの家づくりに対するこだわりをきちんと受け止めてくれて、どうすればその夢を解決できるのか一緒に悩みながらも満足のいく家づくりを導いてくれる担当者に出会えるはずです。担当者との偶然の引き合わせも良いかもしれませんが、ご自身で家づくりのパートナーを指名してしてください。

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

運営会社情報

  • 会社名

    :有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

  • 代表者

    :渡辺知光

  • 本社
    所在地

    :〒104-0045 東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座1002

  • アクセス

    :地下鉄日比谷線築地駅より徒歩3分

    :地下鉄日比谷線都営浅草線東銀座駅より徒歩3分

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