housemarriage

西海岸インテリアが似合う部屋のポイントや選び方、コツを解説

間取り・住宅の特徴

2024/11/20

2024/11/20

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

西海岸インテリアが似合う部屋のポイントや選び方、コツを解説

カリフォルニアの開放的なライフスタイルをイメージした西海岸インテリア。ナチュラルな素材と白を基調とした爽やかな空間作りが特徴的で、近年日本でも人気を集めています。今回は、西海岸インテリアの取り入れ方や部屋別のコーディネートのポイントについて、詳しく解説していきます。

目次

西海岸インテリアとは

西海岸インテリアとは、アメリカのカリフォルニア州を中心とした西海岸地域のライフスタイルを取り入れたインテリアスタイルのことです。カリフォルニアの開放的で温かい雰囲気、ゆとりある暮らしを表現した、明るく爽やかなインテリアデザインが特徴となっています。

西海岸インテリアの特徴

最大の特徴は、白を基調とした明るい色使いと、木やラタンなどのナチュラル素材を活かしたインテリア作りです。また、大きな窓から自然光を取り入れることで、開放的で居心地の良い空間を演出します。

西海岸インテリアの魅力

カリフォルニアのビーチハウスをイメージさせる、リラックス感のある空間作りができる点が大きな魅力です。日常的に海を感じられるような爽やかさと、自然素材がもたらす温かみのバランスが、心地よい暮らしを実現します。

西海岸インテリアの代表的な要素

白やベージュを基調とした壁や床、無垢材やアンティーク調の木製家具、ラタンやリネンなどのナチュラル素材、観葉植物やサーフボードなどのディスプレイアイテムが代表的な要素として挙げられます。

西海岸インテリアの色使い

メインカラーは白やベージュなどの明るい色を使用し、アクセントカラーとしてブルーやネイビーなどの海をイメージさせる色を取り入れます。また、木材の茶色やグリーンなど、自然を感じさせる色も効果的に使用します。

西海岸インテリアのテイスト

カジュアルでありながら洗練された雰囲気、リラックス感のある中にも品の良さを感じさせるテイストが特徴です。ビーチハウスのような開放的な雰囲気と、都会的なセンスを併せ持つインテリアスタイルといえます。

西海岸インテリアの取り入れやすさ

日本の住環境にも馴染みやすく、部屋の広さを問わず取り入れることができます。また、家具や小物を少しずつ揃えていけるため、予算に応じて段階的にスタイリングを楽しむことができます。

西海岸インテリアの発祥

もともとは、カリフォルニアのビーチサイドに建つ高級住宅地で見られたインテリアスタイルです。年間を通じて温暖な気候と、海を身近に感じられる暮らしを楽しむライフスタイルから生まれました。

西海岸インテリアと相性の良いスタイル

ナチュラルテイストやカフェスタイル、ブルックリンスタイルなど、様々なインテリアスタイルと組み合わせやすいのも特徴です。自分らしいアレンジを加えることで、オリジナリティのある空間作りが可能です。

西海岸インテリアのポイント

西海岸インテリアを取り入れる際の重要なポイントについて、具体的に解説していきます。これらのポイントを押さえることで、カリフォルニアのような開放的で心地よい空間を実現できます。

色使いのポイント

白やベージュを基調とした明るい色使いを心がけましょう。壁は真っ白である必要はなく、少し温かみのあるオフホワイトやアイボリーを選ぶと、より居心地の良い空間になります。アクセントカラーには、ブルーやネイビーを効果的に取り入れることで、より西海岸らしい雰囲気を演出できます。

素材使いのポイント

無垢材やラタン、リネンなどの自然素材を積極的に取り入れましょう。特に木材は、少し使い込まれた風合いのあるものを選ぶと、よりリラックス感のある空間になります。また、編み込まれたラタン素材の家具や、リネン素材のカーテンなども、西海岸インテリアには欠かせない要素です。

採光のポイント

できるだけ自然光を取り入れられるよう、窓周りは明るく開放的に整えましょう。カーテンは薄手のものを選び、日中は光を通す工夫をすることで、より開放的な空間を演出できます。レースカーテンを使用する場合は、白やベージュなど明るい色を選びましょう。

家具選びのポイント

ソファやダイニングテーブルなどの大型家具は、白やナチュラルカラーを基調としたものを選びましょう。特にソファは、リネンやコットンなどの素材感のある生地を選ぶことで、よりリラックスした雰囲気を作ることができます。

グリーンのポイント

観葉植物や植物のグリーンを効果的に取り入れることで、より自然を感じられる空間になります。特に、ヤシの木やモンステラなど、南国を感じさせる植物を置くことで、西海岸らしい雰囲気が一層引き立ちます。

小物使いのポイント

サーフボードやシェル、ロープを使ったディスプレイなど、海を連想させる小物を効果的に配置しましょう。ただし、詰め込みすぎないよう、バランスを考えた配置を心がけることが大切です。

照明のポイント

ペンダントライトやテーブルランプは、ラタンや木材などの自然素材を使ったものを選びましょう。また、間接照明を効果的に使うことで、より落ち着いた雰囲気を演出することができます。

テキスタイルのポイント

クッションやラグなどのファブリック類は、リネンやコットンなどの自然素材を中心に選びましょう。柄物を取り入れる場合は、ボーダーやヘリンボーンなど、マリンテイストを感じさせるものがおすすめです。

空間構成のポイント

家具は壁に寄せすぎず、適度な空間を確保することで、より開放的な雰囲気を演出できます。また、動線を考えた配置を心がけ、居心地の良い空間づくりを意識しましょう。

メンテナンスのポイント

白を基調とした空間は、汚れが目立ちやすいため、定期的な掃除や手入れが必要です。特に、ファブリック類は洗えるものを選ぶなど、メンテナンスのしやすさも考慮に入れましょう。

西海岸インテリアの選び方

西海岸インテリアを取り入れる際の家具や小物の選び方について、具体的に解説していきます。適切なアイテム選びは、理想の空間作りの重要なポイントとなります。

ソファの選び方

白やベージュを基調としたファブリックソファがおすすめです。特にリネンやコットン素材の生地は、ナチュラルな質感が西海岸インテリアと相性抜群です。デザインは、シンプルでゆったりとした大きめのものを選ぶと、リラックス感のある空間を演出できます。

テーブルの選び方

ダイニングテーブルやローテーブルは、無垢材や古材を使用したものがおすすめです。表面に多少の凹凸や傷があるものでも、むしろ味わいとして楽しめます。白く塗装された木製テーブルも、西海岸インテリアには相性が良いアイテムです。

チェアの選び方

ダイニングチェアは、ラタン素材や木製のものを中心に選びましょう。座面にクッションを置くことで、より快適な空間になります。また、アウトドアチェアのようなカジュアルなデザインのものも、西海岸インテリアには馴染みやすいです。

照明の選び方

ペンダントライトは、ラタンや麻紐を使用したナチュラルなデザインのものを選びましょう。また、マリンランプのようなデザインの照明も、西海岸インテリアには相性が良いアイテムです。色味は白やベージュを基調としたものがおすすめです。

カーテンの選び方

リネンやコットン素材の薄手のカーテンがおすすめです。色は白やベージュなど、明るい色調のものを選びましょう。レースカーテンを組み合わせる場合も、同様に明るい色味のものを選ぶと統一感が出ます。

ラグの選び方

ナチュラルな素材感のあるラグを選びましょう。ジュートやコットンなどの素材が、西海岸インテリアには相性が良いです。柄物を選ぶ場合は、ボーダーやヘリンボーンなど、シンプルなデザインがおすすめです。

収納家具の選び方

シェルフや棚は、白く塗装された木製のものや、スチール製のシンプルなデザインのものを選びましょう。見せる収納として活用することで、ディスプレイ性も高まります。

観葉植物の選び方

ヤシの木やモンステラなど、南国を感じさせる大型の観葉植物がおすすめです。また、エアプランツや多肉植物なども、さりげなく取り入れることができます。植物は空間に生命力を与える重要な要素となります。

アートの選び方

海や波、ヤシの木をモチーフにしたアート作品や、モノトーンの写真作品などが相性が良いです。また、ウッドアートやマクラメなどの壁掛けも、西海岸インテリアには欠かせないアイテムです。

小物の選び方

シェルやサーフボード、ロープを使ったディスプレイアイテム、ガラス製の花瓶など、海を感じさせる小物を選びましょう。ただし、詰め込みすぎないよう、バランスを考えた配置を心がけることが大切です。

クッションの選び方

リネンやコットン素材のクッションカバーを選びましょう。色は白やベージュを基調とし、アクセントとしてブルーやネイビーのものを取り入れると、より西海岸らしい雰囲気が出ます。

【部屋別】西海岸インテリアの部屋にするコツ

それぞれの部屋の特性や用途に合わせた、西海岸インテリアの取り入れ方について詳しく解説します。各部屋の機能性を保ちながら、カリフォルニアスタイルの心地よい空間を作り出すポイントをご紹介します。

リビングのコツ

家の顔となるリビングは、西海岸インテリアの特徴を最も活かせる空間です。白を基調とした壁に、木製の床材を組み合わせることで、明るく開放的な空間を演出しましょう。大きめのファブリックソファを中心に、ラタン素材のアームチェアを配置すると、リラックス感のある空間になります。

ダイニングのコツ

無垢材のダイニングテーブルを主役に、ラタンチェアやベンチシートを組み合わせることで、カジュアルながら洗練された空間が作れます。照明は、ナチュラル素材のペンダントライトを取り入れ、温かみのある空間を演出しましょう。

キッチンのコツ

白を基調としたキッチン収納に、木製のオープンシェルフを組み合わせることで、西海岸テイストを取り入れられます。タイルは、白やグレーのシンプルなものを選び、清潔感のある空間を作りましょう。観葉植物や雑貨を飾れる棚があると、より魅力的な空間になります。

寝室のコツ

ベッドは白やベージュのファブリックで統一し、ヘッドボードは木製やラタン素材のものを選びましょう。ベッドリネンは、コットンやリネン素材で揃え、クッションやブランケットでアクセントカラーを取り入れます。窓際には薄手のカーテンを使用し、明るい空間を演出します。

子供部屋のコツ

基本的な色使いは白を基調としながら、マリンブルーやイエローなど、明るいアクセントカラーを取り入れましょう。収納は白い木製家具を中心に、ラタンのバスケットなどを組み合わせると、楽しい空間が作れます。

玄関のコツ

白い壁に木製のシューズラックを組み合わせ、ラタン素材のバスケットで小物を収納するのがおすすめです。マリンテイストの小物やグリーンを飾ることで、西海岸らしい雰囲気を演出できます。

洗面所・バスルームのコツ

白いタイルを基調に、木製の収納や小物を取り入れることで、清潔感とぬくもりのあるバランスの取れた空間が作れます。タオルは白やブルーで統一し、シェル柄の小物を飾るのもおすすめです。

ベランダ・テラスのコツ

ラタン素材のガーデンファニチャーを置き、観葉植物を効果的に配置することで、カリフォルニアのような開放的な空間を作れます。床材は木製のデッキパネルを使用すると、より雰囲気が出ます。

書斎・ワークスペースのコツ

白い木製デスクを中心に、ラタンチェアを組み合わせましょう。壁面には白い棚を設置し、グリーンや写真を飾ることで、集中できる空間を演出できます。

廊下・階段のコツ

白い壁に木製の手すりを組み合わせ、壁面にはマリンテイストのアートやウッドアートを飾りましょう。照明は、マリンランプ調のものを選ぶと、統一感のある空間になります。

収納スペースのコツ

白い収納家具を基本に、ラタンのバスケットやボックスを活用することで、機能的かつ見た目にも美しい収納空間が作れます。オープン棚には、デザイン性の高い収納ボックスを見せる収納として活用しましょう。

よくある質問

西海岸インテリアについて、多くの方から寄せられる疑問や質問について、具体的に回答していきます。

Q1: 西海岸インテリアは狭い部屋でも取り入れられますか?

A1: はい、可能です。白を基調とした明るい色使いは空間を広く見せる効果があるため、むしろ狭い部屋に適しています。ただし、家具や小物は必要最小限に抑え、すっきりとした空間を保つことが大切です。

Q2: 西海岸インテリアを始める際の予算の目安はどれくらいですか?

A2: 基本的な家具から始めると、20万円程度から取り入れることができます。最初からすべてを揃える必要はなく、クッションカバーや小物から少しずつ始めることをおすすめします。時間をかけて理想の空間を作り上げていきましょう。

Q3: 和室でも西海岸インテリアは取り入れられますか?

A3: 可能です。畳の色と白い壁の組み合わせは意外と相性が良く、障子から差し込む光も西海岸インテリアの特徴である明るさを演出できます。和室に合わせたラタン素材の座椅子なども、上手く調和させることができます。

Q4: 子供がいる家庭でも白を基調にした西海岸インテリアは大丈夫ですか?

A4: 工夫次第で十分に取り入れられます。汚れが気になる場合は、撥水加工されたファブリックを選んだり、白い家具にはカバーを掛けたりすることで対応できます。また、キズや汚れが目立ちにくい素材を選ぶことも一つの方法です。

Q5: 家具や小物はどこで購入できますか?

A5: 大手家具店やインテリアショップ、オンラインショップなど、様々な場所で購入できます。最近では西海岸インテリア専門のショップも増えてきています。また、DIYショップで材料を購入し、自分で作ることも西海岸インテリアの楽しみ方の一つです。

Q6: 観葉植物の管理が不安です。フェイクグリーンでも雰囲気は出せますか?

A6: はい、最近は本物そっくりのフェイクグリーンも多く、十分に雰囲気を演出できます。ただし、できれば小さな本物の観葉植物を1つは置くことをおすすめします。生きた植物があることで、空間により一層の温かみが生まれます。

Q7: 賃貸住宅でも西海岸インテリアは取り入れられますか?

A7: 可能です。壁紙や床材の張り替えができなくても、家具や小物、ファブリック類の選び方で十分に西海岸テイストを演出できます。また、賃貸でも使える壁紙シールやウォールステッカーなどを活用するのも一つの方法です。

Q8: 男性一人暮らしでも西海岸インテリアは似合いますか?

A8: はい、むしろ相性が良いです。シンプルでありながら洗練された雰囲気は、男性の一人暮らしの部屋にもぴったりです。白を基調としながら、ネイビーやグレーなどを効果的に使うことで、よりマスキュリンな空間を演出できます。

Q9: 日本の四季に西海岸インテリアは合いますか?

A9: はい、季節を問わず取り入れることができます。むしろ、夏は爽やかに、冬は温かみのある雰囲気を演出できる点が魅力です。季節に応じてクッションカバーや小物を変えることで、より快適な空間を作ることができます。

Q10: 他のインテリアスタイルと組み合わせることはできますか?

A10: 可能です。特にナチュラルテイストやカフェスタイル、北欧テイストなどと相性が良く、上手く組み合わせることで、より個性的な空間を作ることができます。自分らしさを大切にしながら、好みのスタイルを取り入れていきましょう。

まとめ

西海岸インテリアは、明るい色使いと自然素材を活かした開放的な空間作りが特徴です。白を基調としながら、木材やラタンなどのナチュラル素材を取り入れることで、リラックスできる居心地の良い空間を作ることができます。部屋の大きさに関係なく取り入れられる点も魅力的で、日本の住環境にも馴染みやすいインテリアスタイルといえるでしょう。

なお、当社が提供している「housemarriage」では、住宅コンシェルジュが理想の家づくりのサポートとして、住まいを探す上で重要なハウスメーカーや工務店の営業担当者とのマッチングサポートをさせていただきます。住宅購入の資金計画の相談・作成や、相性良く親身になってくれる「営業担当者」をご紹介します。家づくりに関して少しでも不安を感じるようであれば、お問い合わせください。

サービスについて
詳しく知りたい方はこちら

この記事のタグ

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

運営会社情報

  • 会社名

    :有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

  • 代表者

    :渡辺知光

  • 本社
    所在地

    :〒104-0045 東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座1002

  • アクセス

    :地下鉄日比谷線築地駅より徒歩3分

    :地下鉄日比谷線都営浅草線東銀座駅より徒歩3分

housemarriage(住宅営業担当者とのマッチングサービス)についてご紹介します