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予算別注文住宅プラン解説と賢い選択のポイント

家づくりの基本

2024/08/13

2024/08/13

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

予算別注文住宅プラン解説と賢い選択のポイント

注文住宅を建てる際、予算は大きな関心事の一つです。どの程度の費用で、どんな家が建てられるのか。費用別に建てられる注文住宅のプランについて、詳しく解説していきます。予算に応じた家づくりのポイントや、こだわりを実現させるコツなども紹介しますので、家づくりの参考にしてください。

目次

家の広さと建築費の平均

注文住宅を建てる際、多くの方が気になるのが「どのくらいの広さの家が、どのくらいの費用で建てられるのか」という点です。ここでは、一般的な家の広さと建築費の関係について、詳しく見ていきましょう。

約130m2の広さで3000万円台半ば

一般的な4LDKの注文住宅の場合、延床面積は約130m2(約40坪)程度が多く見られます。この広さの建物で、標準的な仕様の場合、建築費は3000万円台半ばくらいが平均的な価格帯といえるでしょう。

ただし、これはあくまで平均的な価格であり、実際の建築費は様々な要因によって変動します。例えば、建てる地域や地盤の状況、選択する素材や設備のグレード、デザインの複雑さなどによって、同じ広さでも価格が大きく異なることがあります。

坪単価で見る建築費の目安

建築費を考える際、「坪単価」という指標がよく使われます。坪単価とは、1坪(約3.3m2)あたりの建築費のことです。一般的な注文住宅の坪単価は、地域や仕様にもよりますが、おおよそ以下のような範囲になります。

・低価格帯:50~60万円/坪

・中価格帯:60~80万円/坪

・高価格帯:80~100万円/坪以上

例えば、40坪の家を中価格帯(70万円/坪)で建てる場合、2800万円程度の建築費となります。ただし、これはあくまで建物本体の価格であり、外構工事や諸経費などは別途必要になることに注意しましょう。

広さ別の一般的な建築費の目安

家の広さと建築費の関係をより具体的に見ていきましょう。以下は、一般的な仕様で建てた場合の広さ別建築費の目安です。

・25坪(約82m2):2000万円~2500万円

・30坪(約100m2):2400万円~3000万円

・35坪(約115m2):2800万円~3500万円

・40坪(約130m2):3200万円~4000万円

・45坪(約150m2):3600万円~4500万円以上

これらの価格はあくまで目安であり、実際の建築費は様々な要因によって変動します。例えば、デザイン性を重視したり、高級素材を多用したりすれば、同じ広さでもより高額になることがあります。

適切な広さと予算の決め方

家の広さを決める際は、家族構成やライフスタイル、将来的なニーズなどを考慮することが大切です。例えば、子育て世代であれば子供の成長に合わせた部屋数が必要になりますし、在宅勤務が増えている昨今では書斎スペースの確保も検討事項になるでしょう。

一方で、広ければ広いほど良いというわけではありません。広い家は維持管理のコストも高くなりますし、必要以上に広い空間は却って生活しづらいこともあります。自分たちの生活スタイルに合った適切な広さを見極めることが重要です。

予算については、建築費だけでなく、土地代や諸経費、ローン金利なども含めて総合的に考える必要があります。一般的に、年収の5~6倍程度が住宅購入の目安とされていますが、個々の事情に応じて無理のない計画を立てることが大切です。

家の広さと建築費は密接に関係していますが、同時に多くの要因が絡み合う複雑な問題でもあります。ハウスメーカーや設計士とよく相談しながら、自分たちにとって最適な広さと予算のバランスを見つけていきましょう。

価格を抑えたい場合の住宅プラン

注文住宅を建てる際、予算内で理想の家を実現させたいと考える方は多いでしょう。ここでは、価格を抑えながらも快適な住まいを実現するためのポイントについて詳しく解説していきます。

シンプルなデザインでコストコントロール

価格を抑えたい場合、まずはシンプルなデザインを選ぶことがポイントです。凹凸の少ない四角い箱型の家は、複雑な形状の家に比べて建築コストを抑えることができます。また、シンプルな外観は、飽きのこない長く愛せるデザインにもなります。

具体的には、以下のような点に注目しましょう。

・屋根は切妻屋根や寄棟屋根など、シンプルな形状を選ぶ

・外壁の凹凸を最小限に抑える

・出窓やバルコニーなどの突出部分を減らす

・建物の高さを抑え、2階建てまでに留める

コンパクトな間取りで効率化

家の広さを必要最小限に抑えることも、コスト削減の大きなポイントです。ただし、ただ単に狭くするのではなく、効率的な間取りを工夫することが重要です。

・リビングとダイニングを一体化させる

・廊下スペースを最小限に抑える

・収納を工夫して部屋を広く使う

・将来的に間仕切りを変更できる可変性のある間取りにする

また、可能な限り壁や柱を減らしたオープンな間取りにすることで、建材や施工にかかる費用を抑えることができます。さらに、広々とした空間を演出することもできるでしょう。

標準仕様を活用する

設備や素材についても、必要最小限の機能を備えたベーシックなものを選ぶことで、コストを抑えることができます。ハウスメーカーの標準仕様を上手に活用しましょう。

・キッチンや浴室などの水回り設備は標準グレードを選択

・フローリングや壁紙は汎用性の高いベーシックなものを選ぶ

・照明器具は後からでも交換可能なので、最初は必要最小限に

ただし、断熱性能や耐震性能など、家の基本性能に関わる部分については、できるだけ妥協せずに予算を確保することをおすすめします。長期的に見れば、これらの性能が高いほど、光熱費の節約や修繕費の削減につながります。

工法の選択で価格を抑える

建築工法の選択も、価格に大きく影響します。一般的に、以下のような順で価格が安くなる傾向があります。

1. 在来工法(最も一般的だが、工期が長い)

2. ツーバイフォー工法(工期が短く、断熱性に優れる)

3. パネル工法(工場生産により工期が短く、価格を抑えられる)

ただし、工法によって特徴が異なるため、単に価格だけでなく、耐久性や断熱性、将来的なリフォームのしやすさなども考慮して選択しましょう。

施工時期の調整

建築業界には繁忙期と閑散期があります。一般的に、3月や4月の引っ越しシーズンに向けての秋から冬にかけてが繁忙期となり、価格が高くなる傾向があります。逆に、梅雨時期や真夏、年末年始は比較的閑散期となるため、価格交渉がしやすくなる可能性があります。

バランスの取れた節約を

価格を抑えるためには様々な方法がありますが、必要以上に節約することで、長期的には逆に費用がかかってしまう場合もあります。例えば、断熱性能を極端に抑えると、光熱費の増加や結露などの問題が生じる可能性があります。

大切なのは、自分たちの優先順位をしっかりと見極め、長期的な視点でバランスの取れた節約を行うことです。信頼できるハウスメーカーや設計士とよく相談しながら、コストパフォーマンスの高い家づくりを目指しましょう。

何かひとつは絶対こだわりたい場合の住宅プラン

家づくりにおいて、予算を抑えつつも、どうしても譲れないこだわりがある場合は多いものです。ここでは、限られた予算の中で特定の部分にこだわりを持たせる住宅プランについて、詳しく解説していきます。

基本仕様をベースに優先順位をしっかりつける

こだわりを実現しつつ予算内に収めるためには、優先順位をしっかりと定め、メリハリのある予算配分を行うことが重要です。以下のステップで進めていくとよいでしょう。

1. こだわりたい部分を明確にする

2. それ以外の部分では標準仕様を選択する

3. 予算のバランスを取りながら、こだわりの部分に重点的に投資する

例えば、キッチンにこだわりたい場合は、他の部分では標準的な仕様を選びつつ、キッチンだけは高級仕様を採用するといった方法が考えられます。または、リビングは広々としたスペースを確保し、その他の部屋は必要最小限の広さに抑えるといった工夫もできるでしょう。

こだわりの例と実現方法

具体的なこだわりの例と、それを実現するための方法をいくつか紹介します。

キッチンにこだわる場合

・高級なシステムキッチンを導入

・広々としたアイランドキッチンを設置

・収納力の高い食器棚やパントリーを設ける

実現方法

・他の水回り設備は標準仕様を選択

・リビングの広さを少し抑えてキッチンスペースを確保

開放的なリビングにこだわる場合

・吹き抜けを設けて開放感を演出

・大きな窓を設置して採光を確保

・リビング・ダイニング・キッチンを一体化させる

実現方法

・個室は必要最小限の広さに抑える

・収納は造り付けにして空間を有効活用

書斎や趣味の部屋にこだわる場合

・防音設備を整えた個室を設置

・大容量の収納スペースを確保

・採光や換気に配慮した快適な空間づくり

実現方法

・他の部屋は標準的な仕様に留める

・リビングの一角を利用して専用スペースを確保

収納力にこだわる場合

・大容量のウォークインクローゼットを設置

・階段下や小屋裏を利用した収納スペースの確保

・各部屋に造り付け収納を設置

実現方法

・収納の作り付けを優先し、家具購入費を抑える

・部屋数を減らしてでも収納スペースを確保

将来を見据えたこだわりの選び方

こだわりの部分を選ぶ際は、現在の生活スタイルだけでなく、将来的なニーズも考慮することが大切です。例えば、

・子育て世代であれば、子供の成長に合わせて間仕切りを変更できる可変性のある間取り

・在宅勤務の増加を見据えて、仕事専用スペースの確保

・将来的なバリアフリー化を考慮した広めの廊下や段差のない設計

これらの要素を考慮することで、長期的に見て満足度の高い家づくりが可能になります。

コストを抑えつつこだわりを実現するテクニック

部分的に高級素材を使用:全面ではなく、アクセントとして高級素材を使用することで、見栄えを良くしつつコストを抑える

DIYを前提とした設計:将来的に自分でカスタマイズできる余地を残しておく

設備の増設に対応できる設計:例えば、将来的にエアコンを増設できるよう配線だけは先に通しておくなど

段階的な投資:すぐには必要ない部分は基本仕様で抑え、将来的に徐々にグレードアップしていく計画を立てる

バランスの取れたこだわりを

何かひとつにこだわる住宅プランを考える際は、そのこだわりが家全体のバランスを崩さないよう注意が必要です。例えば、キッチンだけが極端に豪華で他の部分が質素すぎると、違和感のある空間になってしまう可能性があります。

大切なのは、こだわりの部分を活かしつつ、家全体として調和のとれた空間を作ることです。予算配分や優先順位をしっかりと見極め、長期的な視点で満足度の高い家づくりを目指しましょう。信頼できるハウスメーカーや設計士とよく相談しながら、理想の家づくりを進めていくことをおすすめします。

全ての希望をかなえたい場合の住宅プラン

予算に余裕があり、すべての希望をかなえたい場合、より自由度の高い家づくりが可能になります。ここでは、理想的な住宅プランを実現するための方法や注意点について詳しく解説していきます。

4000万円台~が想定予算

全ての希望をかなえるとなると、一般的に4000万円台以上の予算が必要になってくるでしょう。この予算帯であれば、広さや設備、デザインなど、様々な面でグレードアップが可能です。

ただし、予算に余裕があるからといって、必要以上に豪華にする必要はありません。長く快適に暮らせる家づくりを目指し、ライフスタイルに合わせた適切な投資を心がけましょう。

実現可能な夢のプラン例

予算に余裕がある場合、以下のような贅沢な要素を取り入れることができます。

広々とした開放的な空間

・吹き抜けのある開放的なリビング

・大きな窓や天窓による豊富な採光

・プライベートガーデンやウッドデッキの設置

高級感のある素材や設備

・無垢材を使用したフローリング

・大理石のキッチンカウンター

・高級タイルを使用した浴室

・オーダーメイドの造作家具

最新の設備やテクノロジー

・大型のシステムキッチン(業務用グレードの調理器具含む)

・ホームシアターシステム

・スマートホームシステム(照明、空調、セキュリティの一元管理)

・太陽光発電システムや蓄電池

充実した個室や専用スペース

・書斎や仕事専用のホームオフィス

・趣味に特化した部屋(音楽室、アトリエなど)

・大容量のウォークインクローゼット

・シューズクローゼットや土間収納

快適性を高める設備

・全館空調システム

・床暖房

・高性能な断熱材や遮音材の使用

・ジャグジー付きの広々とした浴室

プランニングの注意点

予算に余裕がある場合でも、以下の点に注意してプランニングを行うことが大切です。

将来を見据えた設計

・家族構成の変化に対応できる可変性のある間取り

・年齢を重ねても住みやすいバリアフリー設計

・エネルギー効率の良い省エネ設計

メンテナンス性の考慮

・高級素材や最新設備のメンテナンスコストを考慮

・清掃や修繕がしやすい設計

・耐久性の高い素材の選択

周辺環境との調和

・近隣の家並みや景観を考慮したデザイン

・プライバシーの確保と開放感のバランス

・地域の気候や風土に適した設計

コストパフォーマンスの意識

・高額な投資に見合う価値があるかの見極め

・過剰な設備投資を避け、本当に必要な機能に絞る

・ランニングコストも含めた長期的な視点での判断

プロフェッショナルとの協働

全ての希望をかなえる高級住宅を建てる場合、専門家との綿密な協働が不可欠です。

・経験豊富な建築家やデザイナーとの協働

・インテリアデザイナーによる一貫したデザイン計画

・各種専門家(照明、音響、ランドスケープなど)の意見を取り入れる

・信頼できる施工業者の選定と品質管理

法的制限の確認

豪華な住宅を建てる際も、各種の法的制限を遵守する必要があります。

・建ぺい率・容積率の確認

・高さ制限や日影規制の遵守

・建築基準法や消防法などの関連法規の確認

・地域の景観条例などへの配慮

夢を形にする賢明な選択を

全ての希望をかなえる住宅プランを実現する際は、単に高額な設備や素材を選ぶだけでなく、長期的な視点で本当に必要なものを見極めることが重要です。快適性、機能性、デザイン性のバランスを取りながら、自分たちのライフスタイルに真に合った家づくりを目指しましょう。

予算に余裕があるからこそ、将来を見据えた賢明な選択が求められます。環境への配慮や省エネ性能の向上など、社会的責任を意識した家づくりも大切です。プロフェッショナルの意見を積極的に取り入れながら、理想の住まいづくりを進めていってください。

よくある質問(Q&A)

注文住宅の建築に関して、多くの方が抱く疑問や不安に答えるため、よくある質問とその回答をまとめました。これらの情報が、皆様の家づくりの参考になれば幸いです。

Q1:建築費を抑えるコツは?

A1:建築費を抑えるためのコツはいくつかあります。

シンプルな箱型の外観を選ぶ:凹凸の少ない形状は、複雑な形状に比べて建築コストが低くなります。

オープンな間取りにする:壁や柱を減らすことで、建材費や施工費を抑えられます。

標準仕様の設備を選ぶ:特注品やハイグレード品は避け、メーカーの標準仕様を選択しましょう。

ハウスメーカーの標準プランをベースにアレンジする:ゼロから設計するよりも、既存のプランをアレンジする方が設計費を抑えられます。

工期を短縮できる工法を選ぶ:例えば、パネル工法やユニット工法は在来工法に比べて工期が短く、人件費を抑えられます。

ただし、断熱性能や耐震性能など、家の基本性能に関わる部分については、できるだけ妥協せずに予算を確保することをおすすめします。

Q2:将来のリフォームを考えると、どんな点に気をつければいいですか?

A2:将来のリフォームを見据えた家づくりのポイントは以下の通りです。

・構造体や設備配管の位置など、後から変更が難しい部分については、将来的なニーズも考慮して計画することが大切です。例えば、将来的に間取りを変更する可能性がある場合は、荷重を支える柱や梁の位置に注意しましょう。

・間取りの可変性を持たせることで、ライフステージの変化に対応しやすくなります。例えば、子供部屋を将来的に仕切れるようにしておくなどの工夫があります。

・設備の更新や増設が容易になるよう、余裕を持った配管スペースや電気容量を確保しておくとよいでしょう。

・バリアフリー化を見据えて、段差を少なくしたり、将来的に手すりを付けられるよう壁を補強しておくなどの配慮も有効です。

・耐久性の高い素材を選ぶことで、将来的なメンテナンス費用を抑えることができます。

Q3:予算オーバーしそうな場合、どう対処すればいいですか?

A3:予算オーバーの兆候が見られた場合、以下のような対処法が考えられます。

・まずは、優先順位をつけて必要な機能と削減可能な部分を明確にしましょう。例えば、将来的に追加できる設備は後回しにするなど。

・代替案を検討します。例えば、高級タイルの代わりにリーズナブルな代替品を使用するなど、似たような効果を得られる別の選択肢がないか探してみましょう。

・施工時期をずらして分割で工事を行う方法も考えられます。例えば、外構工事を後回しにするなど。

・面積を少し縮小することで、大幅なコスト削減ができる場合もあります。

・ハウスメーカーや設計士と相談し、コストダウンの方法を探ってみましょう。彼らの経験やノウハウを活用することで、品質を落とさずにコストを抑える方法が見つかるかもしれません。

早めにハウスメーカーや設計士と相談することが大切です。予算オーバーの兆候が見られた時点で率直に伝え、一緒に解決策を探ることが重要です。

Q4:注文住宅と建売住宅、どちらがお得ですか?

A4:一概にどちらがお得とは言えません。それぞれに特徴があります。

注文住宅

・自由度が高く、好みや生活スタイルに合わせた家づくりが可能

・土地探しから始める必要があり、時間がかかる

・建売住宅に比べると一般的に高額になりやすい

建売住宅

・すぐに住める物件が多く、時間を節約できる

・注文住宅に比べて安価な物件が多い

・間取りや仕様の自由度は低い

どちらを選ぶかは、予算、時間、こだわりの度合いなどによって変わってきます。十分に検討した上で決定しましょう。

Q5:ハウスメーカーと工務店、どちらを選べばいいですか?

A5:ハウスメーカーと工務店、それぞれに特徴があります。

ハウスメーカー

・豊富な実績と安定した品質

・標準化された工法や部材による効率的な施工

・アフターサービス体制が整っていることが多い

工務店

・地域の気候や風土に適した家づくりが得意

・細かなカスタマイズや融通が利きやすい

・職人の技術力を活かした家づくりが可能

どちらを選ぶかは、求める家のスタイルや予算、重視する点によって変わってきます。複数の会社に相談して、自分たちに合った相手を選びましょう。

家づくりには様々な疑問や不安がつきものです。分からないことがあれば、遠慮なくハウスメーカーや工務店、設計士に質問してください。また、実際に家を建てた方々の体験談を聞くのも参考になるでしょう。十分な情報収集と慎重な検討を重ね、満足のいく家づくりを実現してください。

まとめ

注文住宅の費用は、家の広さや仕様によって大きく変わります。予算に応じて、シンプルなデザインでコストを抑える、こだわりにメリハリをつける、全ての希望をかなえるなど、様々なアプローチが可能です。

大切なのは、自分たちのライフスタイルや優先順位をしっかりと見極め、適切な予算配分を行うことです。また、将来的なニーズも考慮しながら、長く快適に暮らせる家づくりを目指しましょう。

家づくりは大きな決断と投資を伴います。十分な情報収集と検討を重ね、信頼できるハウスメーカーや設計士とよく相談しながら、理想の家づくりを進めていってください。

なお、当社が提供している「housemarriage」では、住宅コンシェルジュが理想の家づくりのサポートとして、住まいを探す上で重要なハウスメーカーや工務店の営業担当者とのマッチングサポートをさせていただきます。住宅購入の資金計画の相談・作成や、相性良く親身になってくれる「営業担当者」をご紹介します。家づくりに関して少しでも不安を感じるようであれば、お問い合わせください。

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記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

運営会社情報

  • 会社名

    :有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

  • 代表者

    :渡辺知光

  • 本社
    所在地

    :〒104-0045 東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座1002

  • アクセス

    :地下鉄日比谷線築地駅より徒歩3分

    :地下鉄日比谷線都営浅草線東銀座駅より徒歩3分

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