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ワードローブをおしゃれに取り入れるアイデアや選ぶポイントを解説

家づくりの基本

2024/09/26

2024/09/26

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

ワードローブをおしゃれに取り入れるアイデアや選ぶポイントを解説

洋服の収納に悩んでいる方や、おしゃれな部屋づくりを目指している方にとって、ワードローブは重要な要素です。適切に選び、上手に活用することで、生活の質を大きく向上させることができます。この記事では、ワードローブの基本から選び方のポイント、おしゃれな取り入れ方まで、詳しく解説していきます。

ワードローブとは

「洋服ダンス」、「クローゼット」など洋服を収納するための設備全般

ワードローブとは、洋服や衣類を収納するための家具や設備の総称です。一般的な洋服ダンスから、壁面収納タイプのクローゼット、さらには部屋全体を使ったウォークインクローゼットまで、様々な形態があります。単なる収納場所としてだけでなく、インテリアの一部として室内の雰囲気づくりにも大きな役割を果たします。

家にワードローブをおしゃれに取り入れるポイント

ワードローブは単なる収納スペースではなく、インテリアの重要な要素となり得ます。おしゃれに取り入れることで、部屋全体の雰囲気を格上げし、日々の生活に喜びをもたらすことができます。以下に、ワードローブをおしゃれに取り入れるためのポイントを詳しく解説します。

ただ服を収納するのではなく、見て楽しむ工夫を

ワードローブは単に衣類を隠すためだけのものではありません。見せる収納を取り入れることで、インテリアの一部として楽しむことができます。例えば、以下のような工夫が考えられます。

1. ガラス扉の採用:一部または全体をガラス扉にすることで、中身を見せる収納が可能になります。お気に入りの服やバッグをディスプレイのように飾ることができ、部屋に個性を与えます。

2. オープンシェルフの活用:扉のない棚を設けることで、アクセサリーや小物を見せながら収納できます。色や形で統一感を出すと、より洗練された印象になります。

3. 照明の工夫:ワードローブ内にLED照明を設置することで、衣類を美しく演出できます。また、間接照明を使用すれば、部屋全体の雰囲気づくりにも貢献します。

カラーコーディネートにこだわる

ワードローブの色選びは、部屋全体の印象を左右する重要なポイントです。

1. 壁の色との調和:ワードローブの色を壁と同系色にすることで、空間に統一感が生まれます。逆に、アクセントカラーを選ぶことで、部屋のフォーカルポイントとして活用することもできます。

2. 木目調の活用:ナチュラルな木目調のワードローブは、温かみのある落ち着いた空間を演出します。特に北欧風のインテリアとの相性が良いです。

3. モノトーンの魅力:白や黒、グレーなどのモノトーンカラーは、洗練された都会的な雰囲気を作り出します。他の家具とのコーディネートもしやすくなります。

ハンドルやノブにもこだわる

ワードローブの扉に付けるハンドルやノブは、小さなディテールですが大きな影響を与えます。

1. アンティーク調のノブ:クラシックな雰囲気を出したい場合、真鍮やアイアン製のアンティーク調ノブが効果的です。

2. モダンなハンドル:スリムでシンプルなハンドルを選べば、現代的でスタイリッシュな印象になります。

3. レザーハンドル:革製のハンドルを付けることで、温かみのある高級感が生まれます。

周辺環境との調和を考える

ワードローブ単体ではなく、周囲の家具や空間との調和を考えることが重要です。

1. 家具のスタイルを揃える:ベッドやドレッサーなど、他の家具とデザインや素材感を揃えることで、統一感のある空間が作れます。

2. 空間に合わせたサイズ選び:天井高や部屋の広さに合わせて適切なサイズのワードローブを選ぶことで、バランスの取れた空間になります。

3. 動線を考慮したレイアウト:ドアの開閉やベッドとの位置関係など、日常の使い勝手を考えたレイアウトにすることで、機能性と美しさを両立できます。

季節や気分に合わせて演出を変える

ワードローブの外観や中身を季節や気分に合わせて変えることで、常に新鮮な空間を楽しむことができます。

1. 季節の小物をディスプレイ:オープンシェルフに季節の花や置物を飾ることで、季節感を演出できます。

2. カーテンの活用:ガラス扉の代わりにカーテンを使用すれば、気分に合わせて開け閉めを楽しめます。素材や柄を変えることで、雰囲気の変化も楽しめます。

3. 中身の見せ方を工夫:季節ごとに衣類の色や種類が変わるため、その変化を楽しむことができます。夏は明るい色の洋服を前面に、冬は暖かみのある色合いの衣類を見せるなど、視覚的な楽しみも増えます。

これらのポイントを意識しながら、自分らしいワードローブ空間を作り上げていくことで、毎日の暮らしがより豊かになるでしょう。ワードローブは単なる収納家具ではなく、あなたのライフスタイルや個性を表現する舞台として活用できるのです。

ワードローブを選ぶときのポイント

ワードローブは日常生活に大きな影響を与える重要な家具です。適切なワードローブを選ぶことで、収納の悩みを解決し、快適な暮らしを実現できます。以下に、ワードローブを選ぶ際の重要なポイントを詳しく解説します。

持ち物をチェックし、収納計画を立てる

ワードローブ選びの第一歩は、自分の持ち物を把握し、適切な収納計画を立てることです。

1. 衣類の種類と量の確認:長袖、半袖、コート、ドレスなど、どのような種類の衣類をどれくらい持っているかを確認します。これにより、必要なハンガーラックの長さや棚の数が分かります。

2. 収納アイテムの把握:靴、バッグ、アクセサリーなど、衣類以外の収納アイテムも忘れずにチェックしましょう。これらのアイテム用の専用スペースが必要かどうかを検討します。

3. 使用頻度による分類:日常的に使用するアイテムと季節外のアイテムを分類し、それぞれに適した収納方法を考えます。使用頻度の高いものは取り出しやすい位置に、季節外のものはより奥まった場所に収納するなど、効率的な配置を計画しましょう。

ウォークインクローゼットは防虫・防湿対策を

ウォークインクローゼットを選ぶ場合、衣類を長期的に保管するための環境づくりが重要です。

1. 換気システムの確認:定期的に空気を入れ替えるための換気システムが整っているかを確認します。自然換気が難しい場合は、除湿機や換気扇の設置を検討しましょう。

2. 防虫対策:防虫剤を使用できるスペースや、虫が入りにくい構造になっているかを確認します。杉を使用した引き出しや棚板は天然の防虫効果があり、おすすめです。

3. 照明の工夫:適切な照明は湿気やカビの発生を防ぐだけでなく、衣類の色あせを防ぐ効果もあります。自然光を取り入れる工夫や、LED照明の使用を検討しましょう。

可動式の収納で、ライフスタイルの変化に対応

ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるワードローブを選ぶことが重要です。

1. 棚板の高さ調節:衣類の種類や量が変わっても対応できるよう、棚板の高さが調節可能なタイプを選びましょう。

2. 可動式のハンガーラック:長い衣類と短い衣類の比率が変わっても対応できるよう、ハンガーラックの位置や長さが調整可能なタイプが便利です。

3. モジュール式のシステム:パーツを組み替えられるモジュール式のワードローブシステムを選べば、将来的なニーズの変化にも対応しやすくなります。

既製品を取り入れて低コストに抑える

オーダーメイドのワードローブは理想的ですが、コストが高くなりがちです。既製品を上手に活用することで、予算を抑えつつ理想の収納を実現できます。

1. モジュール式の既製品:IKEAなどの家具店で販売されているモジュール式のワードローブシステムは、自分のニーズに合わせてカスタマイズできる上、比較的安価です。

2. 収納ボックスの活用:既存のワードローブ内に収納ボックスを取り入れることで、細かい小物の整理がしやすくなります。

3. DIYでのカスタマイズ:既製品を購入し、ハンドルの付け替えや塗装などでカスタマイズすることで、オリジナリティのある収納空間を作れます。

ファッションに関連する機能を近くにレイアウトする

ワードローブ周辺のレイアウトを工夫することで、より使いやすい空間を作ることができます。

1. フルレングスミラーの設置:全身を確認できるミラーをワードローブの近くに設置することで、コーディネートがしやすくなります。

2. アイロンかけスペース:ワードローブの近くにアイロンかけができるスペースを設けることで、衣類のケアがしやすくなります。

3. アクセサリー収納:ネックレスやピアスなどのアクセサリー収納を近くに配置することで、トータルコーディネートがしやすくなります。

4. 洗濯物の一時置き場:洗濯物を畳んでしまう際の一時置き場をワードローブの近くに設けることで、収納作業が効率的になります。

これらのポイントを押さえながら、自分のライフスタイルや好みに合ったワードローブを選ぶことで、より快適で効率的な収納環境を実現できます。ワードローブは長く使用する家具ですので、慎重に選び、自分に最適なものを見つけることが大切です。

おしゃれなワードローブ5選

ワードローブは機能性だけでなく、デザイン性も重要です。おしゃれなワードローブを選ぶことで、部屋全体の雰囲気を格上げし、毎日の衣替えも楽しくなります。ここでは、様々なスタイルやニーズに対応した、おしゃれなワードローブ5選を詳しく紹介します。

ミニマルデザインの白いワードローブ

シンプルでモダンな空間に最適なワードローブです。

特徴:光沢のある白い表面で、部屋を明るく広々と見せます。スッキリとしたラインと、余計な装飾を省いたデザインが特徴です。フラットな扉面は、どんなインテリアスタイルにもマッチします。取っ手を最小限に抑えたプッシュオープン式も人気です。

おすすめの使い方:小さめの部屋でも圧迫感なく使えます。 白い壁に同化させることで、すっきりとした印象を与えます。カラフルな小物や服を収納すると、コントラストが美しく映えます。

アンティーク風の木製ワードローブ

クラシックな雰囲気を演出したい方におすすめのワードローブです。

特徴:重厚感のある木製で、温かみのある雰囲気を作り出します。彫刻や装飾が施されたデザインが特徴的です。真鍮製のアンティーク調の取っ手やノブがアクセントになっています。ダークブラウンやチェリーウッドなど、落ち着いた色合いが多いです。

おすすめの使い方:クラシカルな寝室や書斎に合わせてコーディネートします。アンティーク調の家具と組み合わせて、統一感のある空間を作ります。上部に小物や観葉植物を飾ることで、ディスプレイ性を高めます。

ガラス扉付きのディスプレイ型ワードローブ

お気に入りの服を見せる収納に適したワードローブです。

特徴:前面がガラス扉になっており、中身が見えるデザインです。フレームには木製や金属製があり、インテリアに合わせて選べます。内部にLED照明を設置し、衣類を美しく演出できるものもあります。オープンシェルフと組み合わせたタイプも人気です。

おすすめの使い方:お気に入りの服やバッグをディスプレイのように飾ります。色やテイストでグルーピングし、視覚的に美しく整理します。季節ごとに見せる衣類を変えることで、部屋の雰囲気も変えられます。

多機能型のシステムワードローブ

収納力と使いやすさを両立したワードローブです。

特徴: モジュール式で、ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズできます。ハンガーラック、引き出し、棚板など、様々な収納オプションを組み合わせられます。スライド式の鏡やアクセサリートレイなど、便利な機能が付いています。白やグレーなど、どんな部屋にも合わせやすい色が多いです。

おすすめの使い方:衣類の種類や量に合わせて、最適な収納プランを作成します。使用頻度の高いものは取り出しやすい位置に配置します。引き出しや棚にはおしゃれな収納ボックスを使って、さらに整理整頓します。

オープンラック式のワードローブ

小さな空間でも圧迫感なく使えるワードローブです。

特徴:扉がなく、衣類や小物が見えるオープンデザインです。軽量で組み立てが簡単なものが多く、賃貸住宅にも適しています。金属製やウッド調など、様々な素材やデザインがあります。ハンガーラックと棚板を組み合わせたシンプルな構造が特徴です。

おすすめの使い方:衣類をカラーコーディネートして並べ、インテリアの一部として楽しみます。下部に収納ボックスを置いて、小物類をすっきり収納します。カーテンやパーテーションで囲むことで、ほこりを防ぎつつ、空間を仕切ることができます。

これら5つのおしゃれなワードローブは、それぞれ特徴的なデザインと機能を持っています。自分の好みやライフスタイル、部屋の雰囲気に合わせて選ぶことで、より快適でスタイリッシュな収納空間を作ることができるでしょう。ワードローブは単なる収納家具ではなく、インテリアの重要な要素として、部屋全体の印象を左右する存在です。慎重に選び、自分らしいおしゃれな空間づくりを楽しんでください。

よくある質問(Q&A)

Q1: ワードローブの適切な大きさはどのように決めればいいですか?

A1: 持っている衣類の量や種類、部屋の広さを考慮して決めましょう。一般的に、1人あたり幅90cm〜120cm程度が目安になりますが、収納の工夫次第でさらに小さいサイズでも十分な場合もあります。

Q2: ワードローブの掃除はどのくらいの頻度で行うべきですか?

A2: 基本的には月に1回程度、扉を開けて換気し、埃を拭き取る程度で十分です。ただし、季節の変わり目には衣類の入れ替えも兼ねて、より丁寧な掃除を行うとよいでしょう。

Q3: 小さな部屋でもワードローブを取り入れることはできますか?

A3: はい、可能です。壁面収納タイプやコンパクトな既製品を選ぶことで、小さな部屋でも効率的に収納スペースを確保できます。また、ベッド下収納やロフトベッドを活用するのも一つの方法です。

まとめ

ワードローブは単なる収納家具ではなく、生活の質を向上させ、インテリアの魅力を高める重要な要素です。自分のライフスタイルやニーズに合わせて適切なワードローブを選び、おしゃれに取り入れることで、快適で効率的な暮らしを実現できます。収納計画を立て、防虫・防湿対策を考慮し、可動式や既製品の活用を検討するなど、様々なポイントを押さえることで、理想的なワードローブ空間を作り上げることができるでしょう。

なお、当社が提供している「housemarriage」では、住宅コンシェルジュが理想の家づくりのサポートとして、住まいを探す上で重要なハウスメーカーや工務店の営業担当者とのマッチングサポートをさせていただきます。住宅購入の資金計画の相談・作成や、相性良く親身になってくれる「営業担当者」をご紹介します。家づくりに関して少しでも不安を感じるようであれば、お問い合わせください。

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記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

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    :渡辺知光

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