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中古住宅のリフォーム費用相場や、築年数別の費用目安を解説

家づくりの基本

2024/10/22

2024/10/22

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

中古住宅のリフォーム費用相場や、築年数別の費用目安を解説

中古住宅を購入した後、多くの方がリフォームを検討されます。しかし、リフォームの必要性や費用の相場について不安を感じる方も少なくありません。本記事では、中古住宅のリフォーム費用の相場や築年数別の費用目安、注意点などについて詳しく解説します。これから中古住宅の購入とリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

中古住宅を買ったらリフォームは必要か

中古住宅を購入した場合、必ずしもリフォームが必要というわけではありません。しかし、物件の状態や購入者のニーズによっては、リフォームを検討する価値があります。以下、リフォームを考えるべき状況と、その理由について詳しく解説します。

リフォームを検討すべき状況

1. 築年数が古く、設備や内装が老朽化している場合

築年数が20年以上経過している物件では、水回りや電気設備、内装材の劣化が進んでいることが多いです。このような場合、安全性や快適性を確保するためにリフォームが必要になることがあります。

2. 間取りや設備が自分のライフスタイルに合わない場合

前所有者の生活スタイルに合わせて作られた間取りや設備が、購入者のニーズと合わないことがあります。例えば、子育て世帯が購入した場合、子供部屋の追加や収納スペースの拡張などが必要になるかもしれません。

3. エネルギー効率を上げたい場合

古い住宅は断熱性能が低いことが多く、冷暖房効率が悪い傾向にあります。断熱材の追加や高効率な設備への更新によって、光熱費の削減と快適性の向上が期待できます。

4. 耐震性能を向上させたい場合

1981年以前に建てられた住宅は、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。特に地震が多い地域では、耐震補強工事を検討する必要があるでしょう。

5. 資産価値を高めたい場合

適切なリフォームを行うことで、住宅の資産価値を維持・向上させることができます。将来的な売却や賃貸を考えている場合は、この点も考慮に入れるとよいでしょう。

リフォームが不要な場合

一方で、以下のような場合は、必ずしもリフォームを急ぐ必要はありません。

1. 比較的新しい物件で、設備や内装が良好な状態にある場合

2. 現状の間取りや設備で十分に快適に過ごせる場合

3. 当面の間、大規模な改修の予算が確保できない場合

リフォームの判断基準

リフォームの必要性を判断する際は、以下の点を考慮しましょう。

1. 住宅診断の結果:専門家による診断を受け、建物の状態を客観的に把握します。

2. 生活上の不便さ:日々の生活で感じる不便や不満を洗い出します。

3. 将来的なニーズ:家族構成の変化や加齢に伴う需要の変化を予測します。

4. 費用対効果:リフォーム費用と得られるメリットのバランスを考えます。

5. 予算:現在の資金状況と将来の収支計画を踏まえて判断します。

中古住宅を購入した後のリフォームは、物件の価値を最大限に引き出し、快適な暮らしを実現するための重要な選択肢です。しかし、必ずしも全ての場合でリフォームが必要というわけではありません。物件の状態、自身のニーズ、予算などを総合的に判断し、適切な決定をすることが大切です。迷った場合は、建築の専門家やファイナンシャルプランナーなどに相談するのも良いでしょう。

築年別のリフォーム費用相場と内訳

中古住宅のリフォーム費用は、築年数によって大きく異なります。築年数が増えるほど、必要な工事の範囲が広がり、費用も高くなる傾向にあります。ここでは、築年数別のリフォーム費用相場と、その内訳について詳しく解説します。

築10年未満の場合

費用相場:100万円〜300万円程度

比較的新しい物件のため、大規模なリフォームは必要ありません。主に内装や設備の更新が中心となります。

主な内容:

1. クロス張替え:20万円〜40万円

2. フローリング張替え:30万円〜60万円

3. キッチンの更新:50万円〜100万円

4. 浴室の更新:60万円〜100万円

5. 照明器具の交換:10万円〜30万円

この時期のリフォームは、主に美観の向上や個人の好みに合わせた内装の変更が中心となります。

築10年〜20年の場合

費用相場:300万円〜500万円程度

設備の老朽化が進み始める時期です。水回りを中心としたリフォームが必要になることが多いでしょう。

主な内容:

1. キッチンの全面改装:100万円〜200万円

2. 浴室の全面改装:80万円〜150万円

3. トイレの改装:30万円〜50万円

4. 壁や床の張替え:50万円〜100万円

5. 断熱性能の向上:50万円〜100万円

6. 給排水管の更新:30万円〜80万円

この時期は、設備の機能性向上や省エネ性能の改善にも注目し始める時期です。

築20年〜30年の場合

費用相場:500万円〜1,000万円程度

建物全体の老朽化が進んでいるため、大規模なリフォームが必要になることがあります。

主な内容:

1. 水回りの全面改装:250万円〜400万円

2. 屋根の補修または葺き替え:100万円〜200万円

3. 外壁の補修または張替え:100万円〜300万円

4. 耐震補強:100万円〜300万円

5. 間取りの変更:100万円〜300万円

6. 電気配線の更新:50万円〜100万円

7. 窓サッシの交換:50万円〜150万円

この時期は、建物の基本性能を現代の水準に引き上げることが重要になります。耐震性や断熱性の向上、設備の全面的な更新などが必要になることが多いです。

築30年以上の場合

費用相場:1,000万円以上

建物の基本構造にも影響が出ている可能性があるため、大規模な改修工事が必要になることがあります。

主な内容:

1. 基礎や柱の補強:200万円〜500万円

2. 屋根の葺き替え:150万円〜300万円

3. 外壁の全面張替え:200万円〜400万円

4. 設備の全面更新:300万円〜600万円

5. 間取りの大幅変更:200万円〜500万円

6. 断熱改修:150万円〜300万円

7. バリアフリー化:100万円〜300万円

この時期のリフォームは、ほぼ新築に近い大規模な改修になることがあります。建物の構造的な問題に対処しつつ、現代の生活スタイルに合わせた大幅な改善が必要になるでしょう。

注意点

1. これらの費用相場はあくまで目安であり、物件の状態や地域、工事の規模によって大きく変動します。

2. 予想外の劣化や問題が見つかることもあるため、予備費として総額の10〜20%程度を見込んでおくことをおすすめします。

3. リフォームの内容や規模によっては、住宅ローンの借り増しや、リフォームローンの利用を検討する必要があるかもしれません。

4. 築年数が古い物件ほど、リフォーム費用が高額になる傾向にありますが、同時に改修による居住性の向上も大きくなります。費用対効果を十分に検討しましょう。

リフォームを検討する際は、専門家による診断を受け、優先順位をつけながら計画的に進めることが重要です。また、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで、適正な価格でのリフォームが可能になります。

リフォーム費用相場×箇所別リフォーム内容の違い

中古住宅のリフォームを考える際、改装する箇所によって費用や内容が大きく異なります。ここでは、主要な箇所別のリフォーム内容と費用相場について詳しく解説します。

キッチン

費用相場:50万円〜300万円程度

主な内容:

– システムキッチンの交換:30万円〜200万円

– 床材の張替え:10万円〜30万円

– 照明の交換:5万円〜20万円

– 収納の増設:10万円〜50万円

キッチンのリフォームは、機能性と美観の向上が主な目的です。最新の設備を導入することで、調理の効率や収納力が大幅に向上します。また、対面キッチンへの変更など、間取りの変更を伴う場合は費用が高くなる傾向にあります。

浴室

費用相場:60万円〜200万円程度

主な内容:

– ユニットバスへの交換:50万円〜150万円

– タイルの張替え:20万円〜50万円

– 給湯器の交換:15万円〜40万円

– 浴室暖房乾燥機の設置:10万円〜20万円

浴室のリフォームでは、快適性と省エネ性能の向上が重要です。ユニットバスへの交換が一般的ですが、高級感を求める場合はタイル張りの浴室を選択することもあります。また、ヒートショック対策として浴室暖房の導入も検討する価値があります。

トイレ

費用相場:20万円〜50万円程度

主な内容:

– 便器の交換:10万円〜30万円

– 床材の張替え:5万円〜10万円

– 手洗い器の設置:3万円〜10万円

– 収納の設置:5万円〜15万円

トイレのリフォームは、衛生面の向上と省エネ化が主な目的です。最新の節水型便器への交換や、温水洗浄便座の導入が一般的です。また、手洗い器の設置や収納の増設によって、使い勝手を大きく向上させることができます。

外壁

費用相場:100万円〜300万円程度

主な内容:

– 塗装:50万円〜150万円

– サイディングの張替え:80万円〜250万円

– 断熱材の追加:30万円〜100万円

– 雨どいの交換:10万円〜30万円

外壁のリフォームは、建物の美観と耐久性を高める重要な工事です。単なる塗り替えだけでなく、断熱材の追加や雨どいの交換など、建物の性能向上につながる工事も同時に行うことが多いです。

屋根

費用相場:100万円〜300万円程度

主な内容:

– 葺き替え:80万円〜250万円

– 塗装:30万円〜100万円

– 防水工事:20万円〜50万円

– 軒裏の補修:10万円〜30万円

屋根のリフォームは、雨漏り防止や耐久性の向上が主な目的です。屋根材の種類や面積によって費用は大きく変動します。また、太陽光パネルの設置を検討する場合は、屋根の状態を事前に確認し、必要に応じて補強や葺き替えを行うことが重要です。

費用相場:30万円〜100万円程度

主な内容:

– フローリングの張替え:20万円〜60万円

– 畳の表替え:5万円〜15万円

– 防音対策:10万円〜30万円

– 床暖房の設置:20万円〜50万円

床のリフォームは、見た目の刷新と快適性の向上が主な目的です。フローリングの張替えが一般的ですが、和室の場合は畳の表替えも検討します。また、マンションの場合は防音対策も重要なポイントになります。

壁・天井

費用相場:30万円〜100万円程度

主な内容:

– クロスの張替え:20万円〜50万円

– 珪藻土塗り:30万円〜80万円

– 断熱材の追加:20万円〜50万円

– 天井の張替え:15万円〜40万円

壁と天井のリフォームは、室内の雰囲気を大きく変える効果があります。単なるクロスの張替えだけでなく、珪藻土など自然素材を使用することで、健康的な住環境を作ることができます。また、断熱材の追加は省エネ効果も期待できます。

注意点

1. これらの費用相場はあくまで目安であり、物件の状態や地域、工事の規模によって変動します。

2. 複数の箇所を同時にリフォームすることで、工事の効率化や費用の節約ができる場合があります。

3. 設備や材料の品質によって費用は大きく変わります。予算と相談しながら、適切な選択をすることが重要です。

4. 工事の内容によっては、法規制や建築基準法に抵触する可能性があります。事前に専門家に相談することをおすすめします。

箇所別のリフォーム内容を検討する際は、現在の不便さを解消するだけでなく、将来的なニーズも考慮に入れることが大切です。また、複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討することで、適正な価格でのリフォームが可能になります。

中古住宅のリフォームの注意点

中古住宅のリフォームは、快適な住まいづくりの重要な手段ですが、同時にさまざまな注意点があります。以下、主要な注意点について詳しく解説します。

事前の建物診断を行う

リフォームの前に、建物の状態を専門家に診断してもらうことが非常に重要です。これにより、以下のようなメリットがあります。

– 予想外の問題を事前に把握できる

– 適切なリフォーム計画が立てられる

– 不必要な工事を避けられる – 将来的な修繕の必要性を予測できる

特に築年数が古い物件の場合、目に見えない劣化や構造的な問題が隠れている可能性があります。専門家による診断で、これらの問題を早期に発見し、対策を講じることができます。

優先順位をつける

すべての箇所を一度にリフォームすることは、予算的にも時間的にも難しい場合が多いです。そのため、以下の点を考慮して優先順位をつけることが重要です。

– 安全性に関わる箇所(耐震性、電気系統など)

– 日常生活に直結する箇所(キッチン、浴室、トイレなど)

– エネルギー効率に関わる箇所(断熱、窓など)

– 美観に関わる箇所(内装、外壁など)

優先順位をつけることで、段階的なリフォームが可能になり、費用の分散と生活への影響の最小化が図れます。

将来を見据えた計画を立てる

リフォームは長期的な視点で考えることが大切です。以下のような点を考慮しましょう。

– 家族構成の変化(子供の成長、親との同居など)

– ライフスタイルの変化(在宅勤務の増加、趣味の変化など)

– 加齢による身体機能の変化(バリアフリー化の必要性)

– 将来的な売却や賃貸の可能性

これらを踏まえて計画を立てることで、将来的な再リフォームの必要性を減らし、長期的な満足度を高めることができます。

複数の業者から見積もりを取る

リフォーム費用は業者によって大きく異なる場合があります。以下の点に注意して、少なくとも3社以上の業者から見積もりを取りましょう。

– 見積もり内容の詳細を確認する

– 使用する材料や設備の品質を比較する

– 工事期間や保証内容を確認する

– 過去の施工例や顧客の評判を調べる

単に価格だけでなく、品質や信頼性も含めて総合的に判断することが大切です。

契約内容をしっかり確認する

リフォーム工事の契約を結ぶ際は、以下の点を必ず確認しましょう。

– 工事の具体的な内容と範囲

– 使用する材料や設備の詳細

– 工事期間と完成予定日

– 総費用と支払い条件

– アフターサービスや保証の内容 – キャンセルポリシー

不明点や疑問点はその場で解消し、後々のトラブルを防ぐことが重要です。

法規制を確認する

リフォームによっては、建築基準法などの法規制に抵触する可能性があります。特に以下のような場合は注意が必要です。

– 構造壁の移動や撤去

– 用途変更(住宅の一部を事務所にするなど)

– 増築や減築

– 設備の大幅な変更

これらの工事を行う場合は、事前に建築士や行政に相談し、必要な手続きを行うことが重要です。

工事中の生活への影響を考慮する

リフォーム工事中は、日常生活に大きな影響が出る可能性があります。以下の点を事前に検討しましょう。

– 工事中の仮住まいの必要性

– 水道・電気・ガスの使用制限

– 騒音や振動、粉塵の発生

– 工事関係者の出入り

特に大規模なリフォームの場合は、仮住まいの手配や工事のタイミングを慎重に検討する必要があります。

中古住宅のリフォームは、適切に計画し実行すれば、住まいの価値と快適性を大きく向上させることができます。しかし、多くの注意点があることも事実です。専門家のアドバイスを積極的に求め、慎重に計画を立てることで、満足度の高いリフォームを実現できるでしょう。また、リフォーム後も定期的なメンテナンスを行うことで、長期にわたって快適な住まいを維持できることを忘れないでください。

よくある質問(Q&A)

中古住宅のリフォームに関して、多くの方が疑問や不安を抱えています。ここでは、よくある質問とその回答を詳しく解説します。

Q1: リフォームと建て替えはどちらがお得ですか?

A1: 一概にどちらがお得とは言えません。以下の要因によって判断が分かれます。

– 築年数:一般的に築50年以上経過している場合、建て替えを検討する価値があります。

– 構造上の問題:耐震性や基礎に大きな問題がある場合、建て替えの方が安全で経済的な場合があります。

– リフォーム費用:リフォーム費用が建て替え費用の6〜7割を超える場合、建て替えを検討する価値があります。

– 愛着:現在の家に強い愛着がある場合、リフォームで対応できることも多いです。

– 法規制:建て替えの場合、現行の建築基準法に適合させる必要があり、建築可能な床面積が減少する可能性があります。

専門家に相談して、物件の状態や予算、将来的なニーズを踏まえて最適な選択をすることをおすすめします。

Q2: リフォームにかかる期間はどのくらいですか?

A2: リフォームの規模によって大きく異なります。

– 内装の一部変更:1週間〜2週間程度

– キッチンや浴室などの水回りの改修:1ヶ月〜2ヶ月程度

– 全面的なリフォーム:3ヶ月〜6ヶ月程度

– 大規模な改修や増築を伴う場合:6ヶ月以上

ただし、これはあくまで目安です。材料の調達状況や工事の複雑さ、天候などの要因によって変動する可能性があります。また、工事中の生活への影響も考慮に入れる必要があります。

Q3: リフォームのための資金調達方法は?

A3: リフォームの資金調達には、主に以下の方法があります。

1. 住宅ローン:

新規に借りる場合:購入費用とリフォーム費用を合わせて借りられます。

既存の住宅ローンがある場合:借り増しや借り換えで対応できることがあります。

2. リフォームローン:比較的小規模なリフォームに適しています。金利は住宅ローンより高めですが、手続きが簡単な場合が多いです。

3. 貯蓄の取り崩し:自己資金でまかなえる場合は、金利負担がなくお得です。

4. 補助金や減税制度の利用:耐震改修や省エネ改修などで利用できる制度があります。自治体独自の補助金制度もあるので、確認する価値があります。

資金調達方法は個人の財務状況によって最適な選択肢が異なります。ファイナンシャルプランナーや金融機関に相談することをおすすめします。

Q4: DIYでリフォームすることは可能ですか?

A4: 部分的なDIYリフォームは可能ですが、以下の点に注意が必要です。

– 安全性:電気や水回りの工事は専門知識が必要で危険を伴うため、プロに依頼すべきです。

– 品質:専門的な技術が必要な作業は、DIYでは十分な品質を確保できない可能性があります。

– 法規制:一定規模以上の工事には建築確認申請が必要な場合があります。

– 保証:DIYの場合、工事の保証が得られません。

– 時間とコスト:初心者の場合、予想以上に時間とコストがかかる可能性があります。

クロスの張り替えや簡単な塗装など、比較的簡単な作業であればDIYも検討できますが、重要な部分や大規模な工事はプロに依頼することをおすすめします。

Q5: リフォーム後の住宅の価値はどうなりますか?

A5: リフォーム後の住宅価値は、以下の要因によって変動します。

– リフォームの品質:高品質なリフォームは価値を高めます。

– リフォームの内容:キッチンや浴室など、生活に直結する部分のリフォームは価値向上に繋がりやすいです。

– 省エネ性能:断熱性能の向上や高効率設備の導入は、長期的な価値向上に寄与します。

– デザイン:時代に左右されないデザインを選ぶことが重要です。

– 立地:どんなにリフォームしても、立地による価値の影響は大きいです。

ただし、リフォーム費用が全て住宅価値に反映されるわけではありません。将来の売却を考慮しながらも、まずは自分たちの生活の質を高めることを主眼に置くべきです。

これらの質問以外にも、個々の状況に応じてさまざまな疑問が生じると思います。リフォームは大きな決断と投資を伴うものですので、専門家に相談しながら慎重に進めていくことが大切です。また、近年では、オンラインでの相談サービスや、VRを活用したシミュレーションなども利用できるようになってきていますので、これらのツールも積極的に活用するとよいでしょう。

まとめ

中古住宅のリフォームは、物件の状態や自身のニーズによって必要性や費用が大きく異なります。築年数や改装箇所によって費用相場は変わりますが、適切な計画を立てることで、快適な住まいを手に入れることができます。リフォームを検討する際は、専門家のアドバイスを受けながら、長期的な視点で判断することが大切です。費用対効果を考え、優先順位をつけてリフォームを進めていけば、理想の住まいづくりが実現できるでしょう。

なお、当社が提供している「housemarriage」では、住宅コンシェルジュが理想の家づくりのサポートとして、住まいを探す上で重要なハウスメーカーや工務店の営業担当者とのマッチングサポートをさせていただきます。住宅購入の資金計画の相談・作成や、相性良く親身になってくれる「営業担当者」をご紹介します。家づくりに関して少しでも不安を感じるようであれば、お問い合わせください。

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記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

運営会社情報

  • 会社名

    :有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

  • 代表者

    :渡辺知光

  • 本社
    所在地

    :〒104-0045 東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座1002

  • アクセス

    :地下鉄日比谷線築地駅より徒歩3分

    :地下鉄日比谷線都営浅草線東銀座駅より徒歩3分

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