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マンションの玄関網戸の種類や選び方、取り付け方法、注意点を解説

家づくりの基本

2024/11/27

2024/11/27

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

マンションの玄関網戸の種類や選び方、取り付け方法、注意点を解説

マンションの玄関に網戸を取り付けることで、虫の侵入を防ぎながら換気ができ、快適な住環境を実現できます。しかし、種類や取り付け方法によって、使い勝手や費用が大きく変わってきます。今回は、マンションの玄関網戸について詳しく解説していきます。

マンション玄関網戸とは

マンション玄関網戸とは、マンションの玄関ドアに後付けで設置する網戸のことを指します。一般的なマンションでは玄関に網戸が標準装備されていないため、快適な住環境を実現したい方が必要に応じて設置するアイテムです。

玄関網戸の基本構造

マンション玄関網戸は、通常のアパートやマンションの窓に使用される網戸とは異なる特殊な構造を持っています。玄関ドアの開閉に支障をきたさないよう、ドアの形状や開閉方向に合わせて設計されており、網戸本体、フレーム、取付金具などから構成されています。

玄関網戸の主な役割

玄関網戸の主な役割は、外気を取り入れながら虫や小動物の侵入を防ぐことです。夏場の換気時や、寒い季節の結露対策として重宝します。また、近年では防犯対策の一環として、不審者の侵入を抑止する効果も期待されています。

設置場所による特徴

マンションの玄関は階数や方角によって環境が大きく異なります。低層階では虫や小動物の侵入リスクが高く、高層階では強風対策が必要になるなど、設置場所に応じた考慮が必要です。また、日当たりの良い南向きの玄関では、紫外線による劣化も考慮に入れる必要があります。

一般住宅との違い

一般住宅の玄関網戸と比べて、マンションの玄関網戸には特有の制約があります。管理規約による設置制限、共用部分への影響、近隣住戸との調和など、集合住宅ならではの配慮が必要となります。また、取り付け方法も建物の構造に合わせて制限される場合があります。

法的な位置づけ

マンション玄関網戸は、区分所有法上では専有部分の付属物として扱われることが一般的です。ただし、外観を変更する可能性があるため、多くのマンションでは管理組合の承認が必要となります。設置前には必ず管理規約を確認し、必要な手続きを行うことが重要です。

玄関網戸の使用シーン

玄関網戸は、季節や生活スタイルによって様々な使い方ができます。朝夕の涼しい時間帯の換気、室内環境の改善、ペットの脱走防止、さらには宅配便の受け取り時など、日常生活の多様なシーンで活用できます。特に、共働き世帯や高齢者世帯では、長時間の換気が必要な際に重宝します。

求められる性能

マンション玄関網戸には、基本的な性能として耐久性、開閉のしやすさ、網目の細かさなどが求められます。また、防火性能や耐風圧性能なども重要な要素となります。最近では、花粉や PM2.5 などの微細な粒子を防ぐ高機能な網戸も登場しており、ニーズに応じて選択できるようになっています。

マンション玄関網戸のメリット・デメリット

マンション玄関網戸の設置を検討する際は、メリットとデメリットを十分に理解することが重要です。生活スタイルや住環境に合わせて、導入の判断材料としましょう。

主なメリット

換気効率の向上は、玄関網戸の最大のメリットといえます。玄関を開放したまま安心して換気ができ、室内の空気環境が改善されます。特に結露が気になる時期や、調理の際の換気に効果的です。

防虫効果も重要なメリットです。蚊やハエなどの虫の侵入を防ぎながら、新鮮な外気を取り入れることができます。特に低層階の住戸や、緑地の近くにある住戸では、この効果を実感しやすいでしょう。

省エネ効果も見逃せません。朝晩の涼しい時間帯に玄関を開放することで、エアコンの使用時間を減らすことができます。これにより、電気代の節約にもつながります。

生活面でのメリット

ペットの飼育世帯では、玄関開放時の脱走防止として重宝します。特に、猫やうさぎなどの小動物を飼っている場合、安心して換気ができるようになります。

防犯面でも一定の効果が期待できます。玄関ドアを開けたままでも、不審者の侵入を防ぐ第一の防衛線として機能します。宅配便の受け取り時なども、安心感が増します。

主なデメリット

設置費用の負担は、大きなデメリットの一つです。商品の種類や取り付け方法によって異なりますが、工事費を含めると数万円から10万円程度の費用が必要となります。特に高機能な製品を選択する場合は、予算をしっかり検討する必要があります。

見た目の変化も考慮すべき点です。玄関ドアに網戸を設置することで、外観が変わってしまう可能性があります。マンションによっては、これを問題視する場合もあります。

使用面でのデメリット

開閉時の手間が増えることも、デメリットとして挙げられます。通常の玄関ドアに加えて網戸の開閉が必要となるため、特に荷物を持っている時などは煩わしく感じることがあります。

メンテナンスの必要性も考慮すべきです。網戸の清掃や、経年劣化による部品の交換など、定期的なメンテナンスが必要となります。特に、ホコリや虫の死骸が付着しやすい網部分は、こまめな清掃が求められます。

管理面でのデメリット

マンションの管理規約による制限も重要な考慮点です。設置そのものが禁止されている場合や、特定の種類の網戸しか認められない場合もあります。また、設置の際に管理組合への申請や承認が必要となることも多く、手続きに時間がかかる場合があります。

使用環境による制約

強風時の使用制限も注意が必要です。特に高層階では、強風により網戸が破損するリスクがあるため、気象条件によっては使用を控える必要があります。また、台風時には完全に取り外す必要が生じる場合もあります。

玄関の向きや日当たりによっても、メリット・デメリットの程度は変わってきます。南向きの玄関では紫外線による劣化が早まる可能性があり、北向きの玄関では結露対策としての効果が特に期待できます。

マンション玄関網戸の種類

マンション玄関網戸には、取り付け方法や使い勝手によって様々な種類があります。それぞれに特徴があり、住環境や生活スタイルに応じて最適な選択が異なってきます。

固定式網戸

固定式網戸は、ドア枠に直接取り付ける形式の網戸です。しっかりと固定されるため安定性が高く、長期的な使用に適しています。見た目もすっきりとしており、マンションの外観を損ねにくいという特徴があります。

ただし、取り付けには専門的な工事が必要で、一度設置すると簡単には取り外せないため、設置の際は慎重な検討が必要です。また、他の種類と比較して費用が高めになる傾向があります。

脱着式網戸

脱着式網戸は、必要な時だけ設置できる簡易タイプの網戸です。マグネットや吸盤で固定するタイプが一般的で、工事不要で取り付けられる手軽さが特徴です。費用も比較的安価で、賃貸マンションでも気軽に導入できます。

季節や用途に応じて取り外しができる反面、固定が甘くなりやすく、強風時には使用できないなどの制限があります。また、頻繁な着脱は面倒に感じる場合もあります。

引き戸式網戸

引き戸式網戸は、横にスライドして開閉する形式の網戸です。玄関ドアの開閉に干渉しにくく、使い勝手が良いのが特徴です。片引きタイプと両引きタイプがあり、玄関の幅に応じて選択できます。

レールやフレームの設置が必要となるため、工事費用は中程度になります。また、レールの清掃や潤滑剤の補充など、定期的なメンテナンスが必要です。

ロール式網戸

ロール式網戸は、必要な時だけ引き出して使用できる巻き取り式の網戸です。使用しない時はコンパクトに収納できるため、見た目がすっきりとします。開閉もスムーズで、子どもやお年寄りでも扱いやすい特徴があります。

ただし、巻き取り機構が複雑なため故障のリスクが比較的高く、修理費用がかかる可能性があります。また、完全な気密性を求める場合は不向きです。

網戸の素材による分類

網戸の素材にも様々な種類があります。一般的なナイロン網から、ステンレス網、アルミ網、さらには花粉や微細粒子を防ぐ高機能な特殊網まで、用途に応じて選択できます。

素材によって耐久性や価格、メンテナンス性が異なるため、設置環境や予算に応じて適切な選択が必要です。特に海沿いのマンションでは、耐候性の高い素材を選ぶことが重要です。

サイズによる分類

玄関ドアのサイズや形状に合わせて、様々なサイズの網戸が用意されています。標準的なサイズから特注サイズまで対応可能で、玄関の特徴に合わせて最適な選択ができます。

ただし、特注サイズの場合は製作費用が高くなる傾向があり、納期も通常より長くかかることがあります。事前に正確な採寸を行い、適切なサイズを選択することが重要です。

マンション玄関網戸の取り付け方法

マンション玄関網戸の取り付け方法は、網戸の種類や玄関ドアの形状によって異なります。DIYで取り付けられるものから専門業者に依頼が必要なものまで、様々なケースがあります。

業者による取り付け

固定式やロール式など、専門的な工事が必要な網戸は、経験豊富な業者に依頼することをおすすめします。業者は玄関ドアの形状や開閉方向を確認し、最適な取り付け方法を提案してくれます。

業者に依頼する場合は、見積もり時に取り付け方法や工期、保証内容などについて詳しく確認しましょう。また、アフターサービスの内容や費用についても事前に確認しておくことが重要です。

DIYでの取り付け

脱着式網戸は、比較的簡単にDIYで取り付けることができます。マグネットや吸盤での固定タイプであれば、特別な工具も必要なく、説明書に従って作業を進めることができます。

ただし、DIYの場合でも、事前に玄関ドアの採寸を正確に行い、適切なサイズの商品を選ぶことが重要です。また、取り付け後の動作確認もしっかりと行う必要があります。

取り付け前の準備

取り付け工事を始める前に、管理組合への申請や承認を得ることが必要です。外観を変更する工事となるため、多くのマンションでは事前承認が求められます。

また、玄関ドア周りの採寸や、既存の設備との干渉がないかの確認など、綿密な事前準備が必要です。特に、ドアクローザーや防犯カメラなどの設備がある場合は注意が必要です。

取り付け時の注意点

取り付け作業は、玄関ドアの開閉に支障をきたさないよう慎重に行う必要があります。特に、ドアの気密性や防火性能を損なわないよう、適切な施工が求められます。

また、共用部分を汚したり傷つけたりしないよう、養生をしっかりと行うことも重要です。工事中は近隣住戸への配慮も忘れずに行いましょう。

取り付け後の確認事項

取り付け完了後は、網戸の開閉がスムーズか、ガタツキはないか、玄関ドアとの干渉はないかなど、しっかりと動作確認を行います。また、取り付け部分からの雨漏りの可能性がないかも確認が必要です。

業者に依頼した場合は、保証書や取扱説明書の内容を確認し、メンテナンス方法についても説明を受けておくことをおすすめします。

取り付け費用の目安

取り付け費用は網戸の種類によって大きく異なります。脱着式であればDIYで数千円程度から可能ですが、固定式やロール式の場合は、商品代と工事費を合わせて数万円から10万円程度の費用が必要となります。

業者に依頼する場合は、複数の業者から見積もりを取り、価格や施工内容を比較検討することをおすすめします。ただし、価格だけでなく、施工実績や保証内容なども重要な選択基準となります。

季節による取り付けの注意点

取り付け工事は、天候の良い日を選んで行うことが重要です。特に雨天時は避け、気温が安定している時期に行うことをおすすめします。また、強風時も作業が困難になる可能性があるため、天候には十分注意が必要です。

マンション玄関網戸を購入・取り付けする際の注意点

マンション玄関網戸の購入と取り付けにあたっては、様々な観点からの検討と注意が必要です。快適な使用環境を実現するため、以下のポイントに注意して進めていきましょう。

管理規約の確認

購入前に必ず管理組合に確認を取る必要があります。マンションによっては設置自体が禁止されている場合や、特定の種類やデザインしか認められない場合があります。事前に管理規約をしっかりと確認し、必要な手続きを行いましょう。

申請が必要な場合は、設置予定の網戸の仕様書や図面、工事内容の詳細など、必要書類を準備する必要があります。承認までに時間がかかる場合もあるため、余裕を持って手続きを進めることが重要です。

採寸と商品選び

玄関ドアの正確な採寸は、適切な商品選択の基本となります。ドアの幅や高さだけでなく、ドア枠の形状や奥行き、ドアクローザーの位置なども確認が必要です。特に既存の設備との干渉がないか、しっかりと確認しましょう。

商品選びの際は、耐久性や開閉のしやすさ、メンテナンス性なども考慮に入れる必要があります。特に使用頻度が高い場合は、より丈夫な素材や構造の商品を選ぶことをおすすめします。

取付業者の選定

業者に依頼する場合は、施工実績や評判、アフターサービスの内容などをしっかりと確認しましょう。複数の業者から見積もりを取り、価格だけでなく、工事内容や保証内容も比較検討することが重要です。

また、マンションでの施工経験が豊富な業者を選ぶことをおすすめします。マンションならではの注意点や制約を理解している業者であれば、スムーズな施工が期待できます。

設置場所の環境確認

玄関の向きや日当たり、風通しなどの環境要因を考慮する必要があります。特に高層階や海沿いのマンションでは、強風対策が重要となります。また、日差しの強い場所では、紫外線による劣化も考慮に入れる必要があります。

周辺環境による虫の発生状況なども、網戸の選択に影響を与える要因となります。緑地が近い場合は、より目の細かい網戸を選ぶことをおすすめします。

予算と費用計画

商品代だけでなく、取付工事費、メンテナンス費用なども含めた総合的な費用計画を立てる必要があります。特に高機能な商品を選ぶ場合は、将来的なメンテナンスや部品交換の費用も考慮に入れましょう。

また、保証内容や保証期間についても確認が必要です。長期使用を考える場合は、アフターサービスが充実している商品を選ぶことをおすすめします。

工事中の注意点

工事中は近隣住戸への配慮が必要です。騒音や振動が発生する作業は、あらかじめ周辺住戸に告知しておくことをおすすめします。また、共用部分の養生もしっかりと行う必要があります。

工事完了後は、開閉動作の確認や清掃方法の確認など、使用開始前の準備をしっかりと行いましょう。取扱説明書は大切に保管し、メンテナンス時に参照できるようにしておくことが重要です。

メンテナンス計画

定期的な清掃や点検、部品の交換など、メンテナンス計画を立てておく必要があります。特に可動部分は定期的な潤滑剤の補充が必要となります。また、網部分は定期的な清掃が必要です。

業者によるメンテナンスサービスがある場合は、サービス内容や費用について事前に確認しておくことをおすすめします。また、簡単な清掃や点検は自分でできるよう、方法を確認しておきましょう。

よくある質問

マンション玄関網戸に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。設置を検討される方の参考になる情報を、Q&A形式でご紹介します。

設置に関する質問

Q:賃貸マンションでも玄関網戸は設置できますか?

A:管理会社や大家さんの許可が必要です。脱着式であれば許可が得やすい傾向にあります。固定式の場合は原状回復が必要となる可能性があるため、事前によく確認しましょう。

Q:玄関網戸の取り付けにかかる期間はどのくらいですか?

A:脱着式であれば即日設置可能です。固定式やロール式の場合、工事自体は半日から1日程度ですが、管理組合の承認手続きに1〜2週間程度かかることがあります。

費用に関する質問

Q:玄関網戸の費用はどのくらいかかりますか?

A:脱着式で1万円程度、固定式やロール式で3〜10万円程度が目安です。取り付け工事費用は別途必要で、2〜3万円程度かかります。商品の種類や取り付け方法によって大きく異なります。

Q:メンテナンス費用は必要ですか?

A:定期的な清掃は自身で行えますが、専門的な点検や調整は年1回程度必要です。点検費用は5,000円〜1万円程度が一般的です。部品交換が必要な場合は別途費用がかかります。

使用に関する質問

Q:強風時でも使用できますか?

A:固定式は比較的強風にも耐えられますが、脱着式やロール式は強風時の使用は避けることをおすすめします。特に高層階では注意が必要です。製品の仕様書で耐風圧性能を確認しましょう。

Q:網戸の開け閉めは重くありませんか?

A:商品によって異なりますが、最近の製品は軽い力で開閉できるように設計されています。特にロール式は子どもやお年寄りでも扱いやすい傾向にあります。展示品で実際に操作感を確認することをおすすめします。

メンテナンスに関する質問

Q:網戸の掃除はどのようにすればよいですか?

A:網部分は掃除機でホコリを吸い取り、湿らせた布で拭き取ります。汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めて使用します。レールやフレームは定期的に掃除機でゴミを取り除き、必要に応じて潤滑剤を差します。

Q:網が破れた場合は修理できますか?

A:小さな破れであれば補修キットで直すことができます。大きな破損の場合は、網の張り替えが必要となり、業者に依頼することをおすすめします。張り替え費用は1万円程度が目安です。

耐久性に関する質問

Q:玄関網戸の寿命はどのくらいですか?

A:適切なメンテナンスを行えば、固定式やロール式で8〜10年程度、脱着式で3〜5年程度が目安です。使用頻度や設置環境によって大きく異なります。定期的な点検で劣化状況を確認することが重要です。

Q:台風対策は必要ですか?

A:台風が予想される場合、脱着式は取り外しておくことをおすすめします。固定式やロール式も、完全に閉めて固定するなどの対策が必要です。事前に対応方法を確認しておきましょう。

まとめ

マンション玄関網戸は、快適な住環境を実現するための有効な選択肢です。設置を検討する際は、管理規約の確認、種類の選定、取り付け方法の検討を慎重に行うことが大切です。自身の生活スタイルや予算に合わせて、最適な網戸を選んでいきましょう。

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記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

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    :渡辺知光

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