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住みやすい街「品川」の魅力や住宅購入事情についてご紹介!

家づくりの基本

2024/12/19

2024/12/19

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

住みやすい街「品川」の魅力や住宅購入事情についてご紹介!

品川は、都心へのアクセスの良さと、充実した生活環境を兼ね備えた人気のエリアです。近年、再開発が進み、オフィス街としてだけでなく、住宅地としても注目を集めています。今回は、品川の魅力や住宅購入の際のポイントについて詳しくご紹介します。

品川の街について、より詳しい解説を作成いたします。

品川ってどんな街?

品川は、東京都港区と品川区にまたがる地域で、江戸時代には東海道第一の宿場町として賑わった歴史ある街です。現在は、JR品川駅を中心に、ビジネス街と住宅街が調和した都市として発展を続けています。

歴史と発展

かつての品川宿は、江戸と京都を結ぶ東海道の最初の宿場町として栄えました。その後、明治時代に入り、東海道本線の開通とともに交通の要所としての重要性が高まりました。2003年には品川駅に東海道新幹線が停車するようになり、さらなる発展を遂げています。

地理的特徴

品川は東京湾に面しており、運河や水路が縦横に走っているのが特徴です。駅周辺には高層ビル群が立ち並ぶ一方で、北品川や東品川などのエリアには、古くからの町家や路地が残り、下町情緒豊かな街並みも見られます。

交通アクセス

品川駅には、JR山手線、京浜東北線、東海道本線、横須賀線、東海道新幹線、京急線が乗り入れており、都内各所へのアクセスが非常に便利です。特に、羽田空港へは京急線で最短13分という抜群のアクセスを誇ります。

ビジネス環境

品川駅周辺には、品川インターシティやアレア品川などの大規模オフィスビルが集積し、国内外の有力企業が本社を構えています。2020年には新駅「高輪ゲートウェイ駅」も開業し、さらなるビジネス拠点としての機能強化が進んでいます。

生活環境

大型商業施設が充実しており、品川プリンスホテル内の商業施設や、アトレ品川、グランドコモン品川などで、買い物やグルメを楽しむことができます。また、天王洲アイルには文化施設も多く、芸術やエンターテインメントの発信地としても知られています。

自然環境

都心部にありながら、運河沿いには遊歩道や緑地公園が整備されており、水辺の自然を楽しむことができます。特に、天王洲公園や港南緑水公園では、都会的な景観と自然が調和した空間を楽しむことができます。

教育環境

公立・私立の学校が充実しているほか、慶應義塾大学や芝浦工業大学なども近接しています。また、インターナショナルスクールも複数あり、グローバルな教育環境が整っているのも特徴です。

再開発と将来性

品川駅南側の約13ヘクタールでは、大規模な再開発プロジェクトが進行中です。2027年のリニア中央新幹線開業を見据え、国際交流拠点としての機能強化が図られており、さらなる発展が期待されています。

コミュニティ

古くからの住民と新しい住民が混在する街として、地域コミュニティの活動も活発です。お祭りや地域イベントなども定期的に開催され、新旧の文化が融合した独特の街の雰囲気を作り出しています。

このように品川は、歴史ある街並みと最新のビジネス街が共存し、交通の利便性と住環境の充実度を兼ね備えた、魅力的な都市として評価されています。今後も、さらなる発展が期待される注目エリアとして、多くの人々から支持を集めています。

品川の住みやすいポイントや注意点

品川は、都心へのアクセスの良さと充実した生活環境を兼ね備えた人気エリアですが、実際に住む場合には様々なメリット・デメリットがあります。ここでは、品川の住みやすさについて、詳しく解説していきます。

住みやすいポイント

まず、品川の住みやすさを支える大きな特徴として、抜群の交通利便性が挙げられます。JR各線、京急線が乗り入れ、都内各所へのアクセスが容易なだけでなく、羽田空港への直通アクセスも魅力です。また、リニア中央新幹線の開通も控えており、今後さらなる交通の要所となることが期待されています。

商業施設の充実度も、品川の大きな魅力の一つです。駅周辺には品川プリンスホテル内の商業施設やアトレ品川があり、日常の買い物から高級ブランド品まで、幅広いショッピングを楽しむことができます。飲食店も豊富で、ビジネス街ならではの高級店から庶民的な店舗まで、多様な選択肢があります。

医療環境も充実しており、品川区内には昭和大学病院をはじめとする大規模病院から、小規模なクリニックまで、様々な医療機関が点在しています。特に、休日・夜間における救急医療体制が整っているのは、子育て世帯にとって安心できるポイントです。

気をつけたい注意点

一方で、品川に住む際には以下のような点に注意が必要です。まず、物価の高さが挙げられます。特に駅周辺の家賃や不動産価格は都内でも高めの水準にあり、生活費全般も都心部ならではの高額な傾向があります。

騒音や人混みも気になるポイントです。品川駅周辺は平日・休日を問わず多くの人で賑わい、特に通勤・通学時間帯は非常に混雑します。また、線路に近い地域では電車の走行音が気になる場合もあります。

自然環境については、運河沿いの緑地公園など、都心部としては比較的恵まれているものの、広大な公園や緑地は限られています。また、海に近い地域では津波や高潮のリスクも考慮する必要があります。

エリア別の特徴

品川駅周辺は、ビジネス街としての性格が強く、交通の利便性は最高峰ですが、その分騒がしさも目立ちます。高層マンションが多く、都会的な暮らしを望む方に適しています。

北品川エリアは、歴史ある街並みと新しい開発が調和した地域です。比較的静かな住環境が保たれており、観光スポットも多いことから、落ち着いた雰囲気の中で暮らしたい方に向いています。

東品川エリアは、天王洲アイルを中心に新しい街づくりが進められている地域です。水辺の環境を活かした開発が特徴で、文化施設も充実しています。

子育て環境について

品川区は子育て支援に力を入れており、保育所や児童センターの整備、子育て相談窓口の充実など、様々なサポート体制が整っています。また、学校教育にも力を入れており、公立学校での英語教育の充実や、ICT教育の推進など、先進的な取り組みも行われています。

防災・治安面での特徴

治安面では、駅周辺を中心に防犯カメラの設置や警察のパトロールが充実しており、比較的安全な地域として知られています。一方で、低地に位置する地域では水害リスクへの対策が必要です。区では、ハザードマップの整備や避難所の確保など、防災対策を進めています。

コミュニティ面での特徴

品川は、古くからの住民と新しい住民が混在する街です。町内会や自治会の活動は活発で、お祭りなどの地域イベントも定期的に開催されています。ただし、マンション住まいが多い地域では、近所付き合いの希薄化を感じる方もいます。

このように、品川は都心の利便性と住環境の充実度を両立した街である一方で、都市部特有の課題も抱えています。実際に住む際は、自身のライフスタイルや価値観に合わせて、メリット・デメリットを十分に検討することが重要です。

品川の住宅購入事情

品川で住宅を購入する際は、高額な物件価格や将来性など、様々な要素を考慮する必要があります。ここでは、品川の住宅購入に関する重要な情報を詳しく解説していきます。

品川の住宅価格(相場)

品川エリアの住宅価格は、都内でも比較的高い水準にあります。新築マンションの場合、専有面積70㎡で7,000万円以上が相場となっており、タワーマンションともなると1億円を超える物件も珍しくありません。中古マンションは4,000万円台後半からが中心で、立地や築年数によって大きく価格が変動します。

一戸建ては、土地付きで1億円前後からが一般的です。特に駅周辺の好立地物件は、2億円を超えるケースも多く見られます。土地単価は平米あたり100万円以上の地域も存在し、都内有数の高額エリアとなっています。

エリア別の特徴と価格帯

品川駅周辺は、タワーマンションを中心に最も高額な価格帯が形成されています。特に駅から徒歩10分圏内の物件は、新築・中古を問わずプレミア価格となっています。

北品川エリアは、歴史ある街並みと新しい開発が混在し、価格帯も幅広く分布しています。特に中古物件は、3,000万円台後半から探すことが可能です。

東品川エリアは、天王洲アイルを中心に再開発が進み、新築マンションの供給も活発です。湾岸エリアの特性を活かした物件が多く、眺望の良さも人気の要因となっています。

購入時の注意点

品川で住宅を購入する際は、以下の点に特に注意が必要です。まず、再開発計画の確認です。今後の街の変化によって資産価値が大きく変動する可能性があります。

また、海抜の低さによる水害リスクも重要な確認ポイントです。特に低地に位置する物件では、浸水対策や保険の加入を検討する必要があります。

古い物件の場合は、耐震性や給排水設備の状態、修繕履歴なども入念にチェックしましょう。マンションの場合は、管理組合の運営状況や修繕積立金の状況も重要です。

住宅ローンと資金計画

高額な物件価格帯のため、住宅ローンの借入れには慎重な計画が必要です。一般的に、年収の5倍程度が借入れの目安とされますが、品川の物件価格を考慮すると、相応の年収や頭金の準備が求められます。

金融機関によっては、35年ローンや団体信用生命保険の付帯など、様々な商品を提供しています。返済負担を軽減するためにも、複数の金融機関で商品を比較検討することをお勧めします。

将来性と資産価値

品川は2027年のリニア中央新幹線開通を控え、さらなる発展が期待されています。特に駅周辺は大規模再開発が進行中で、将来的な資産価値の上昇が見込まれます。

一方で、エリアによって将来性は大きく異なります。特に古い住宅街では、再開発の予定がない地域も存在するため、長期的な視点での検討が必要です。

購入のタイミング

不動産市況は景気動向や金利の影響を受けやすいものの、品川エリアは比較的安定した需要が見込めます。具体的な購入時期としては、春先の異動シーズンを避けた夏から冬にかけてが、比較的落ち着いて物件を探しやすい時期とされています。

物件探しのポイント

物件選びでは、通勤・通学のしやすさはもちろん、日当たりや騒音、周辺環境なども重要なポイントとなります。特に品川は、高層ビルの影響で日照条件が変化する可能性もあるため、現地での確認が欠かせません。

また、間取りや設備については、将来的な家族構成の変化も考慮に入れて検討することをお勧めします。リノベーションの可能性がある物件であれば、将来的な価値向上も期待できます。

以上のように、品川での住宅購入には様々な要素を考慮する必要があります。高額な投資となるだけに、焦らずじっくりと検討を重ね、納得のいく物件選びを心がけることが重要です。

よくある質問

品川での住まい探しや住宅購入に関して、よくある質問をQ&A形式でまとめました。住まい選びの参考にしてください。

交通・アクセスについて

Q:品川から東京駅までどのくらいの時間がかかりますか?

A:JR山手線または京浜東北線を利用して約10分です。都心へのアクセスは非常に便利で、新幹線も利用できます。

Q:羽田空港へのアクセスはどうですか?

A:京急線エアポート快特を利用すると、最短約13分でアクセス可能です。頻繁に海外出張がある方にとって大きなメリットとなっています。

住宅購入について

Q:品川で住宅を購入するための必要年収はどのくらいですか?

A:一般的に物件価格の5倍程度の年収が目安とされます。例えば7,000万円の物件であれば、1,400万円程度の年収が望ましいでしょう。ただし、頭金の準備状況によって変動します。

Q:中古物件と新築、どちらがお勧めですか?

A:予算や希望の住環境によって選択が分かれます。中古物件は価格が抑えられる一方、リノベーション費用も考慮が必要です。新築は初期費用は高めですが、メンテナンス費用を抑えられます。

子育て環境について

Q:品川のどのエリアが子育てに適していますか?

A:北品川や東品川など、駅から少し離れた住宅街は、学校や公園が充実しており、子育て世帯に人気があります。特に、閑静な住宅街では、安全に子どもを育てられる環境が整っています。

Q:保育園の待機児童状況はどうですか?

A:品川区は待機児童対策に力を入れており、認可保育所の整備を進めています。ただし、人気のエリアでは待機が発生する可能性もあるため、早めの情報収集をお勧めします。

生活環境について

Q:品川は物価が高いと聞きますが、実際どうですか?

A:都心部に位置するため、特に駅周辺は家賃や物価が比較的高めです。ただし、少し駅から離れると、リーズナブルな商店街もあり、賢く使い分けることで生活費を抑えることも可能です。

Q:治安はどうですか?

A:駅周辺は防犯カメラも多く、比較的治安の良いエリアとされています。ただし、繁華街付近では深夜の騒音等に注意が必要です。

防災・災害対策について

Q:水害リスクは心配ですか?

A:海に近い低地エリアでは、台風時の高潮や大雨による浸水リスクがあります。ハザードマップで確認し、必要に応じて保険加入を検討することをお勧めします。

Q:地震対策は十分ですか?

A:区内の建物の耐震化は進んでいますが、特に古い建物を購入する際は、耐震性の確認が重要です。また、液状化対策も考慮が必要です。

将来性について

Q:品川の不動産価値は今後も上がりますか?

A:リニア中央新幹線の開通や再開発計画により、特に駅周辺は将来的な価値上昇が期待されます。ただし、エリアによって将来性は異なります。

Q:再開発の影響で住環境は変わりますか?

A:駅周辺では大規模な再開発が進行中で、今後も街の様相が変化する可能性があります。物件選びの際は、周辺の開発計画もチェックすることをお勧めします。

コミュニティについて

Q:近所付き合いはどの程度ありますか?

A:エリアや住居形態によって異なります。戸建て住宅街では町内会活動が活発な地域もありますが、高層マンションでは比較的希薄な傾向にあります。

Q:外国人居住者は多いですか?

A:国際企業が多く立地することから、外国人居住者も多く見られます。インターナショナルスクールも複数あり、グローバルな環境が整っています。

まとめ

品川は、都心へのアクセスの良さと充実した生活環境を併せ持つ、魅力的な街です。住宅購入の際は、高額な物件価格に見合う価値があるかどうかを、交通利便性、周辺環境、将来性などの観点から十分に検討することが大切です。また、事前の資金計画をしっかりと立て、焦らずじっくりと物件探しを進めることをお勧めします。

なお、当社が提供している「housemarriage」では、住宅コンシェルジュが理想の家づくりのサポートとして、住まいを探す上で重要なハウスメーカーや工務店の営業担当者とのマッチングサポートをさせていただきます。住宅購入の資金計画の相談・作成や、相性良く親身になってくれる「営業担当者」をご紹介します。家づくりに関して少しでも不安を感じるようであれば、お問い合わせください。

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記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

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    :有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

  • 代表者

    :渡辺知光

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