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住宅省エネ2025キャンペーンなどオトクな制度について解説

家づくりの基本

2024/12/25

2024/12/25

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

住宅省エネ2025キャンペーンなどオトクな制度について解説

2025年に向けて、政府は住宅の省エネ化を推進するための様々な支援制度を展開しています。本記事では、住宅省エネ2025キャンペーンの概要や各種支援事業について、わかりやすく解説していきます。これから住宅の新築やリフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

住宅省エネ2025キャンペーン

住宅省エネ2025キャンペーンは、2025年度までに住宅の省エネ性能の向上を目指す国の総合的な支援制度です。このキャンペーンには、以下の4つの主要な支援事業が含まれています。

子育てグリーン住宅支援事業

子育て世帯向けの省エネ住宅の新築・購入を支援する制度です。18歳未満の子どもがいる世帯や、妊娠中の方がいる世帯が対象となります。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を満たす住宅を建築・購入する場合、最大100万円の補助金が受けられます。

先進的窓リノベ2025事業

既存住宅の窓の断熱改修工事を支援する制度です。高性能な断熱窓への取り替えやガラスの交換工事が対象となり、工事内容に応じて補助金が支給されます。二重窓への改修や、Low-E複層ガラスへの交換などが代表的な対象工事となります。

給湯省エネ2025事業

高効率給湯器への買い替えを支援する制度です。従来型の給湯器からエコキュート、ハイブリッド給湯器などの省エネ性能の高い給湯設備への更新が対象となります。設置工事費を含めた費用の一部が補助されます。

賃貸集合給湯省エネ2025事業

賃貸用の集合住宅における給湯設備の省エネ化を支援する制度です。賃貸住宅のオーナーや管理会社が、複数戸の給湯設備を一括して高効率給湯器に更新する際に活用できます。戸数に応じた補助金が支給されます。</p

よくある質問(Q&A)

Q1:どの制度を利用すればいいですか?

A1:ご状況に応じて最適な制度が異なります。新築住宅をご検討の場合は子育てグリーン住宅支援事業、既存住宅の窓の断熱性を高めたい場合は先進的窓リノベ2025事業、給湯器の買い替えをお考えの場合は給湯省エネ2025事業が適しています。不動産投資をされている方で賃貸物件の給湯器を更新予定の場合は、賃貸集合給湯省エネ2025事業をご検討ください。

Q2:複数の制度を併用できますか?

A2:基本的に異なる工事内容であれば併用可能です。たとえば、窓の断熱改修と給湯器の交換を同時に行う場合、先進的窓リノベ2025事業と給湯省エネ2025事業を併用することができます。ただし、同じ工事に対して複数の補助金を受けることはできませんので、ご注意ください。

Q3:いつまでこの制度は利用できますか?

A3:2025年度末までの予定ですが、予算に限りがあるため、申請が多数の場合は早期に終了する可能性があります。特に人気の高い制度は予算枠に達し次第、受付終了となることがございます。検討されている場合は、早めの申請をおすすめします。

Q4:申請はどのように行えばよいですか?

A4:各事業の事務局にて申請を受け付けています。基本的な流れとして、①工事業者の選定、②見積書の取得、③申請書類の準備、④事務局への申請、⑤交付決定後に工事着工、という手順になります。工事業者や住宅メーカーが代行申請を行うケースも多いため、事前に相談することをおすすめします。

Q5:補助金はいつ受け取れますか?

A5:原則として工事完了後の支払いとなります。ただし、一部の制度では工事前の交付決定を受けることで、工事代金から補助額を差し引いた金額を工事業者に支払うことができる場合もあります。詳細は各制度の実施要領をご確認ください。

Q6:所得制限はありますか?

A6:子育てグリーン住宅支援事業には所得要件があり、世帯の年間所得が一定額以下である必要があります。その他の事業については、基本的に所得制限は設けられていません。ただし、詳細な条件は各制度によって異なりますので、事前に確認することをおすすめします。

Q7:工事業者の選定で気をつけることは?

A7:補助金の対象となる工事には、特定の資格や条件を満たした事業者が実施する必要がある場合があります。また、見積書や契約書などの書類作成も重要となります。そのため、補助金申請の経験が豊富な業者を選ぶことをおすすめします。

まとめ

住宅省エネ2025キャンペーンは、住宅の省エネ化を進めるための総合的な支援制度です。新築、リフォーム、設備更新など、様々なニーズに対応した補助金制度が用意されています。ただし、各制度には予算枠や申請期限があるため、利用を検討される方は早めに専門家に相談することをおすすめします。

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記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

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