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吹き抜けのメリット・デメリット、吹き抜けのある家づくりの注意点を解説

間取り・住宅の特徴

2024/07/02

2024/07/02

吹き抜けのメリット・デメリット、吹き抜けのある家づくりの注意点を解説

吹き抜けのある家は、その開放感とデザイン性から多くの人に人気があります。天井が高く、自然光がたっぷりと入ることで、明るく広々とした空間を実現できる吹き抜け。しかし、吹き抜けを設けるには、デザインや構造だけでなく、快適に過ごすための工夫や注意点も必要です。

本記事では、吹き抜けのメリット・デメリット、注意点、さらに吹き抜けのある家の間取り例を詳しく解説します。吹き抜けのある家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

吹き抜けとは

吹き抜けとは、建物の中で複数の階層をひとつなぎにした空間のことを指します。例えば、1階の天井を取り払って上下階が繋がっている構造が吹き抜けです。このような設計はマンションのエントランスホールや、一戸建て住宅のリビングや階段部分でよく見られます。

吹き抜けの最大の魅力は、その開放感です。天井が高く、広々とした空間が生まれることで、部屋全体が明るく感じられます。さらに、窓を高い位置に配置することで、より多くの自然光を取り入れることができ、家全体が明るくなります。しかし、吹き抜けにはデメリットも存在します。空調の効率や防音など、考慮すべき点がいくつかあるのです。

吹き抜けにはメリットとデメリットがあり、それぞれをしっかりと理解しておくことが重要です。吹き抜けの具体的なメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

吹き抜けのメリット

まずは吹き抜けのメリットをそれぞれ解説します。

開放感が生まれる

吹き抜けの最大のメリットは、その開放感にあります。天井が低いと、広さのあるリビングでも狭く感じることがありますが、吹き抜けがあれば天井が高く視界が上に広がるため、リビングが多少狭くても室内が広く感じられます。デザイン的な面でもリビング階段との相性が良く、第三者から見てもおしゃれでインパクトのある印象を与えます。

光を取り入れやすい

吹き抜けの構造にした上で高い位置に窓を設置すれば、低い位置の窓に比べて室内に多くの光を取り入れることが可能です。さらに天窓を設ければ、一般的な高さの壁面の窓と比較して3倍の採光効果があると建築基準法で認められています。これにより、日中は電気を使わなくても明るさを保つことができるでしょう。

風通しが良い

吹き抜けは風通しを良くする効果もあります。高い天井と広い空間により自然な空気の流れが生まれやすくなるため、室内の空気が滞りにくく、快適な居住環境を維持できます。これにより、換気がしやすくなり、家全体の空気の質が向上します。

1階と2階で隔たりを感じにくくなる

吹き抜け構造では、1階と2階の間の隔たりが少なくなるため、家族間のコミュニケーションが取りやすくなります。家のどこにいても互いの存在を感じることができる空間が生まれるため、特に子育て世代には、家族の様子を常に感じながら生活できるという大きなメリットがあります。

吹き抜け部分の壁を有効利用できる

大きな絵画を設置したり映画やアニメをプロジェクターで見る場合に吹き抜けは効果を発揮します。天井の高さは2.42.7メートルのケースが多く、スクリーンサイズを気にせず鑑賞したい方には優先すべき課題です。

これらのメリットを活かして、吹き抜けのある家づくりを検討してみるのも良いでしょう。次に、吹き抜けのデメリットについても見ていきましょう。

吹き抜けのデメリット

次は、吹き抜けのデメリットを4点、それぞれ対策を交えて解説します。

冷暖房効率が悪くなりがち

吹き抜けは広々とした開放的な空間を楽しめる反面、冷暖房の効率が悪くなりがちです。特に冬場には暖かい空気が上に逃げてしまい、部屋全体がなかなか暖まりません。そのため、暖房を強めにしなければならず、光熱費がかさむ原因になることもあります。夏場には冷たい空気が下に溜まってしまい、涼しさを感じにくくなります。対策としては、大きな窓を二重窓もしくは三重窓にして設計したり、天井ファンや床暖房の設置を行うことで冷暖房効率を改善しましょう。

メンテナンスが難しい

吹き抜けの高さゆえにメンテナンスが難しくなることがあります。例えば、天井の照明を交換したりホコリを掃除したりする作業は、高所作業になるため専門の業者に頼む必要があり、費用が膨らむことがあります。普段の掃除でも手間が増えるため、ちょっとした悩みの種になるかもしれません。汚れ耐性の高い壁紙や簡単にホコリが拭き取れる塗装を導入してメンテナンスの頻度を下げたり、メンテナンスしやすい位置に照明機器や窓を配置するなどの工夫が有効です。

2階(上階)の面積が狭くなる

吹き抜けを取り入れることで、2階(上階)の面積が狭くなることがあります。上の階の部屋数が減ったり、収納スペースが少なくなったりするため、限られたスペースの中で間取りを工夫する必要があります。対策として、ロフトや屋根裏収納、中2階を設けることで空間を有効活用し、追加の収納や居住スペースを確保すると良いでしょう。また、コンパクトな家具を選び、動線を考慮したレイアウトにすることで、狭い空間でもストレスなく過ごせるように工夫しましょう。

音や匂い、煙が伝わりやすい

吹き抜けは家の中の音や匂い、煙が伝わりやすいという一面もあります。1階での話し声やテレビの音が2階に響きやすく、ストレスに感じることもあるでしょう。反対も然りです。また、キッチンの料理の匂いや煙が家全体に広がりやすいため、換気には特に注意が必要です。各部屋のドアを防音ドアにすることでリビングからの音漏れを防いだり、キッチンの位置を吹き抜け部分から遠ざけて配置するなどの対策を取りましょう。

吹き抜けのある家づくりを検討する際の注意点

ここまでメリット・デメリットそれぞれ解説してきましたが、吹き抜けのある家づくりにおいていくつかの注意点もありますので、解説していきます。

耐震性

吹き抜けにより、床や梁、天井が部分的になくなるため、地震の揺れを分散する力が弱くなります。これは倒壊の危険性が高まることを意味します。吹き抜けの構造が耐震性に与える影響を考慮し、柱や梁の配置を工夫したり、強度を高めることが重要です。専門家と相談し、必要な耐震補強を施しましょう。

安全性

吹き抜け部分での事故を防ぐためには、安全対策をしっかり行うことが大切です。吹き抜けに面した階段や廊下には安全柵を設けるなどして、特に小さな子供がいる家庭では小さな隙間でも注意が必要です。また、手すりやガードレールの設置を検討し、転落防止策を講じましょう。

法規制

吹き抜けを検討する際は、建築基準法や地方自治体の規制を確認することが必須です。特に建築基準法において、吹き抜けが床面積に入る場合と入らない場合があります。建築後に床面積が予想よりも大きくなり、建築基準法を違反してしまう可能性があります。吹き抜け部分に渡り廊下やキャットウォークがある場合は床面積に含まれる可能性があるため、事前の確認を怠らないようにしましょう。

これらの注意点を考慮し、安全で快適な吹き抜けのある家づくりを目指しましょう。専門家としっかり相談しながら計画を進めることで、満足度の高い住まいを実現することができます。

吹き抜けのある家の間取り例

吹き抜けを取り入れた家は、その開放感と光の取り入れを活かして、家族が集まりやすい快適な空間を作り出すことができます。以下に、具体的な間取りの一例を紹介します。

広がりのある空間で家族が集まれるリビング

要望: 「広がりのある空間で家族が集まれる場所にしたい」

間取りの特徴

リビングの吹き抜け:リビングに吹き抜けを取り入れ、北側と西側に大きな窓を配置しました。この設計により、一日中自然光が降り注ぎます。

キッチン、ダイニング、リビングの配置:キッチン、ダイニング、リビングを直線上に配置し、動線をシンプルかつ効率的にしました。これにより、家事動線も短くなり、生活がスムーズに。

快適な室内環境:吹き抜けによって、夏は涼しく、冬は暖かい陽の光がリビング全体に差し込みます。四季を通じて快適な室内環境を保ち、リビングに家族全員が自然に集まる空間が生まれます。

光溢れる開放的なリビング

要望: 「光溢れる開放的なリビングにしたい」

間取りの特徴

リビングの吹き抜け:南側に大きな窓を設け、リビングには大きな吹き抜けを取り入れました。この配置により、室内全体に自然光がたっぷりと注ぎます。

バルコニーの設置:リビングから直接アクセスできるバルコニーを設置し、家族全員がリラックスできるアウトドアスペースとしても利用できるように設計しました。バルコニーでは、朝食やティータイムを楽しむことができます。

開放感:吹き抜けに加え、リビングからの眺めからも開放感を感じることができる間取りです。外の風景を楽しみながら、リビングでゆったりと過ごせる空間が広がります。

ホームシアターが見れるリビング

要望:「ホームシアターが見れるリビングにしたい」

間取りの特徴

家族みんなで大好きな映画やアニメを大画面でくつろぎながら見ることをかなえる為、上下階に繋がる壁面をプロジェクターから投影出来るようにしました。

壁紙を表面加工処理した素材にして映像の歪みを抑え美しい映像を楽しむことが出来ます。使用していないときはシンプルな壁面なのでコーディネートしやすくスッキリとまとまります。

これらの間取り例を参考に、吹き抜けのある家づくりを検討してみてください。吹き抜けを取り入れることで、明るく広々とした住空間を実現できるでしょう。

まとめ

吹き抜けのある家は、その開放感や採光性、風通しの良さといった多くのメリットを享受できます。一方で、冷暖房効率やメンテナンスの難しさなど、デメリットも存在します。これらのメリットとデメリットをしっかり理解し、適切な対策を講じることで、吹き抜けの魅力を最大限に引き出すことができます。

吹き抜けの家づくりを検討する際は、耐震性や安全性、法規制などの注意点にも十分に気を付け、家族全員が快適に過ごせる空間を設計することが大切です。また、具体的な間取り例を参考に、自分たちのライフスタイルに合ったプランを考えることが、理想の住まい実現への第一歩となります。

吹き抜けのある家づくりを通じて、家族の絆が深まり、明るく快適な生活空間を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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