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土地・注文住宅の購入時・購入後にかかる費用と支払いスケジュールを徹底解説

家づくりの予算・費用

2024/08/13

2024/08/13

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

土地・注文住宅の購入時・購入後にかかる費用と支払いスケジュールを徹底解説

土地・注文住宅の購入は人生における大きな決断の一つです。しかし、その過程で必要となる費用の全容を把握している方は意外と少ないのではないでしょうか。この記事では、土地・注文住宅を購入する際に必要となる費用と、それぞれの支払いタイミングについて詳しく解説します。購入を検討されている方はもちろん、将来的に家を建てたいと考えている方にも役立つ情報をお届けします。

購入時に支払う費用の種類と支払う時期

土地・注文住宅の購入時には、様々な費用が発生します。これらの費用は、大きく分けて土地購入に関する費用、建物建築に関する費用、そして住宅ローンに関する費用の3つに分類できます。それぞれの費用について、種類と支払い時期を詳しく見ていきましょう。

土地購入時に支払う費用の種類とタイミング

土地代金

– 手付金:契約時に支払います。通常、土地価格の5~10%程度です。

– 残金:決済時(所有権移転時)に支払います。

仲介手数料

– 不動産仲介業者を介して購入する場合に発生します。

– 土地価格の3~3.6%程度で、通常は決済時に支払います。

登記費用

– 所有権移転登記費用:決済時に支払います。

– 抵当権設定登記費用:住宅ローンを利用する場合に発生し、決済時に支払います。

不動産取得税

– 土地の固定資産税評価額の3%が課税されます。

– 購入後に都道府県から納付書が送られてきてから支払います。

印紙税

– 契約書作成時に必要な印紙代で、契約時に支払います。

– 契約金額に応じて税額が変わります。

土地購入時にかかる費用の具体例

土地購入時にかかる費用の具体例を、2,000万円の土地を購入すると仮定して具体的に見ていきましょう。ただし、これらの金額は目安であり、実際の費用は地域や個別の状況によって異なる場合があります。

・土地代金:2,000万円

– 手付金:200万円(土地価格の10%と仮定)

支払いタイミング:契約時

– 残金:1,800万円

支払いタイミング:決済時(所有権移転時)

・仲介手数料:66万円(土地価格の3.3%と仮定)

支払いタイミング:決済時

・登記費用

– 所有権移転登記費用:約15万円 (登録免許税:土地の固定資産税評価額の1.5%、司法書士報酬を含む)

– 抵当権設定登記費用:約10万円 (登録免許税:借入額の0.4%、司法書士報酬を含む)

支払いタイミング:決済時

・不動産取得税:30万円 (土地の固定資産税評価額1,000万円と仮定し、その3%)

支払いタイミング:購入後、都道府県から納付書が届いてから(通常、購入後数ヶ月程度)

・印紙税:1万5千円 (2,000万円の契約書の場合)

支払いタイミング:契約時

・測量費:10万円~20万円 (必要な場合のみ)

支払いタイミング:測量完了時

・土地の境界確定費用:5万円~10万円 (必要な場合のみ)

支払いタイミング:確定作業完了時

これらを合計すると、土地価格2,000万円に対して、追加で約130万円~150万円程度の諸費用が必要となります。

支払いのタイミングをまとめると以下のようになります。

– 契約時:手付金(200万円)+ 印紙税(1万5千円)

– 決済時:土地代金残金(1,800万円)+ 仲介手数料(66万円)+ 登記費用(25万円)

– 購入後:不動産取得税(30万円)

– その他:測量費、境界確定費用(必要な場合)

土地購入を検討する際は、土地代金だけでなく、これらの諸費用も含めた総額を考慮に入れて資金計画を立てることが重要です。また、支払いのタイミングも様々であるため、それぞれの時期に合わせて資金を準備する必要があります。特に、契約時と決済時には多額の支払いが集中するため、十分な準備が必要です。

建物の建築時に支払う費用の種類とタイミング

建築費

– 手付金:契約時に支払います。通常、建築費の5~10%程度です。

– 中間金:工事の進捗に応じて、数回に分けて支払います。

– 残金:完成引き渡し時に支払います。

設計監理費

建築費とは別に設計事務所に支払う場合があります。 支払い方法は契約内容によって異なりますが、通常は着手金、中間金、完了金の3回払いが多いです。

諸経費

– 地盤調査費:土地購入後、建築前に行います。

– 設備工事費:給排水、電気、ガスなどの工事費用です。

– 外構工事費:庭や駐車場などの外回りの工事費用です。

これらは通常、建築費に含まれていますが、別途請求される場合もあるので要確認です。

建築確認申請費用

建築開始前に必要な行政手続きの費用です。通常、契約時または工事開始前に支払います。

建物の建築時にかかる費用の具体例

建物の建築時にかかる費用の具体例を、3,000万円の注文住宅を建築すると仮定して具体的に見ていきましょう。ただし、これらの金額は目安であり、実際の費用はハウスメーカーや建築条件、地域によって異なる場合があります。

・建築費:3,000万円

– 契約時(手付金):300万円(建築費の10%と仮定)

– 着工時:600万円(建築費の20%)

– 上棟時:900万円(建築費の30%)

– 完成時:1,200万円(建築費の40%)

支払いタイミング:それぞれの工程が完了した時点

・設計監理費:150万円(建築費の5%と仮定)

– 契約時:50万円

– 実施設計完了時:50万円

– 完成時:50万円

支払いタイミング:それぞれの段階で支払い

・諸経費

– 地盤調査費:10万円~20万円

支払いタイミング:調査完了時(通常、着工前)

– 地盤改良工事費:50万円~100万円(必要な場合のみ)

支払いタイミング:工事完了時

– 外構工事費:150万円(建築費の5%と仮定)

支払いタイミング:工事完了時(通常、建物完成後)

・建築確認申請費用:15万円~20万円

支払いタイミング:申請時(着工前)

・設備工事費

– エアコン設置費:30万円~50万円

– システムキッチン:80万円~120万円

– ユニットバス:50万円~80万円

– 洗面台:20万円~40万円

支払いタイミング:これらは通常建築費に含まれますが、オプションで追加する場合は完成時に支払い

・屋内設備費

– 照明器具:30万円~50万円

– カーテン:20万円~40万円

支払いタイミング:設置完了時(通常、完成直前または完成時)

これらを合計すると、建築費3,000万円に対して、追加で約500万円~700万円程度の諸費用が必要となる可能性があります。

支払いのタイミングをまとめると以下のようになります。

– 契約時:手付金(300万円)+ 設計監理費の一部(50万円)

– 着工前:地盤調査費(10万円~20万円)+ 建築確認申請費用(15万円~20万円)

– 着工時:600万円 – 上棟時:900万円

– 実施設計完了時:設計監理費の一部(50万円)

– 完成時:1,200万円 + 設計監理費の残り(50万円)+ その他の諸費用

注文住宅の建築を検討する際は、建築費だけでなく、これらの諸費用も含めた総額を考慮に入れて資金計画を立てることが重要です。また、支払いのタイミングが工事の進捗に応じて分割されているため、それぞれの時期に合わせて資金を準備する必要があります。

さらに、予期せぬ追加工事や仕様変更などによって費用が増加する可能性もあるため、ある程度の予備費を確保しておくことをおすすめします。ハウスメーカーとの契約時には、支払いスケジュールや含まれる費用について詳細に確認し、不明点があれば質問することが大切です。

住宅ローンの借入費用とつなぎ融資

保証料

– 一括払いの場合:ローン実行時に支払います。

– 分割払いの場合:毎月の返済に上乗せされます。

事務手数料:ローン実行時に一括で支払います。

火災保険料:ローン実行時に一括で支払うか、毎年払いを選択できます。

つなぎ融資手数料:土地購入と建物完成のタイミングにズレがある場合に必要となります。融資実行時に支払います。

団体信用生命保険料:通常、住宅ローンの金利に含まれています。別途加入する場合は、ローン実行時に一括払いか毎月払いを選択できます。

住宅ローンの借入費用とつなぎ融資にかかる費用の具体例

住宅ローンの借入とつなぎ融資にかかる費用の具体例を、3,500万円の住宅ローンを借り入れると仮定して具体的に見ていきましょう。これらの金額は目安であり、実際の費用は金融機関や個人の条件によって異なる場合があります。

1. 住宅ローン借入費用

a) 保証料

– 一括払いの場合:約70万円(借入額の2%と仮定)

支払いタイミング:ローン実行時

– 分割払いの場合:毎月の返済額に上乗せ(金利に0.2~0.3%程度上乗せ)

b) 事務手数料:5万円~11万円

支払いタイミング:ローン実行時

c) 融資手数料:3万5千円(借入額の0.1%と仮定)

支払いタイミング:ローン実行時

d) 印紙税:2万円 (借入金額3,000万円超5,000万円以下の場合)

支払いタイミング:ローン実行時

e) 抵当権設定費用:約15万円 (登録免許税:借入額の0.4%、司法書士報酬を含む)

支払いタイミング:ローン実行時

f) 火災保険料:15万円~30万円(10年分)

支払いタイミング:ローン実行時(一括払いの場合)

g) 団体信用生命保険料:通常、金利に含まれる 別途加入の場合、年間2万円~5万円程度

支払いタイミング:毎月のローン返済時に上乗せ

2. つなぎ融資関連費用 (土地購入と建物完成の時期にずれがある場合に必要)

a) つなぎ融資手数料:7万円(借入額の0.2%と仮定)

支払いタイミング:融資実行時

b) つなぎ融資利息:約17万5千円 (借入額3,500万円、金利2%、6ヶ月間と仮定)

支払いタイミング:毎月または融資返済時

c) 印紙税:1万円 (借入金額1,000万円超5,000万円以下の場合)

支払いタイミング:融資実行時

これらを合計すると、住宅ローン3,500万円に対して、約120万円~160万円程度の諸費用が必要となります。つなぎ融資を利用する場合は、さらに25万円~30万円程度の費用が加わります。

支払いのタイミングをまとめると以下のようになります。

– ローン実行時:保証料(一括払いの場合)、事務手数料、融資手数料、印紙税、抵当権設定費用、火災保険料(一括払いの場合)

– 毎月のローン返済時:保証料(分割払いの場合)、団体信用生命保険料(別途加入の場合)

– つなぎ融資実行時:つなぎ融資手数料、印紙税

– つなぎ融資期間中またはつなぎ融資返済時:つなぎ融資利息

住宅ローンを検討する際は、借入額だけでなく、これらの諸費用も含めた総額を考慮に入れて資金計画を立てることが重要です。特に、ローン実行時には多額の諸費用が一度に必要となるため、十分な準備が必要です。

また、金融機関によって費用や条件が異なる場合があるため、複数の金融機関で見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。つなぎ融資については、必要性を慎重に検討し、できるだけ期間を短くすることで、コストを抑えることができます。

なお、これらの費用の中には、住宅ローン控除の対象となるものもあります。税理士や金融機関に相談し、適切な申告を行うことで、一部の費用を節税に活用できる可能性があります。

これらの費用は、土地や建物の価格、ローンの借入額などによって大きく変動します。また、ハウスメーカーや金融機関によっても条件が異なる場合があるので、契約前に詳細を確認することが重要です。予想外の出費を避けるためにも、あらかじめ全体の費用を把握し、適切な資金計画を立てておくことをおすすめします。

購入後にかかるお金

土地・注文住宅を購入した後も、様々な費用が発生します。これらの費用は、短期的なものから長期的なものまで多岐にわたります。ここでは、購入後にかかる主な費用について詳しく解説していきます。

引越し代・税金・住宅ローン

引越し代

– 費用:引越しの規模や距離によって変動しますが、一般的に10万円~30万円程度です。

– 支払い時期:通常、引越し完了後に支払います。

– 注意点:休日や繁忙期は割増料金が発生することがあります。また、梱包材や不用品の処分費用も考慮しましょう。

固定資産税・都市計画税

– 固定資産税:土地・建物の評価額に対して1.4%が課税されます。

– 都市計画税:都市計画事業の費用に充てるため、土地・建物の評価額に対して0.3%が課税されます(市町村により異なる場合があります)。

– 支払い時期:毎年課税され、通常は6月と12月の年2回に分けて支払います。

– 注意点:購入した年の翌年から課税が始まります。

住宅ローンの返済

– 毎月の返済額:借入額、金利、返済期間によって異なります。

– 支払い時期:毎月決まった日に返済します。ボーナス払いを選択している場合は、年2回のボーナス時期にも追加の支払いが発生します。

– 注意点:金利の変動や繰り上げ返済の可能性も考慮に入れておくと良いでしょう。

光熱費

– 電気代、ガス代、水道代などが含まれます。

– 支払い時期:通常、毎月支払います。

– 注意点:家族構成や生活スタイル、住宅の性能によって大きく変動します。省エネ設備の導入で長期的なコスト削減が可能です。

管理費・修繕積立金

– マンションの場合に発生する費用です。共用部分の管理や将来の大規模修繕のために積み立てます。

– 支払い時期:毎月支払うのが一般的です。

– 注意点:金額は物件によって大きく異なります。

メンテナンス費用

– 住宅の点検や修理、設備の交換などにかかる費用です。

– 支払い時期:必要に応じて発生します。

– 注意点:計画的な点検と修繕で、大きな出費を防ぐことができます。

火災保険料

– 支払い時期:一括払いか年払いを選択できます。

– 注意点:住宅ローンを利用している場合は加入が義務付けられていることが多いです。

インターネット回線費用

– 支払い時期:通常、毎月支払います。

– 注意点:初期費用(工事費など)が別途かかる場合があります。

駐車場代

– 自宅に駐車スペースがない場合に発生します。

– 支払い時期:通常、毎月支払います。

– 注意点:地域や立地によって金額が大きく異なります。

庭の手入れ費用

– 庭木の剪定や除草などにかかる費用です。

– 支払い時期:必要に応じて発生します。

– 注意点:DIYで行うか業者に依頼するかで費用が大きく変わります。

これらの費用は、住宅の種類や立地、家族構成、生活スタイルなどによって大きく変動します。また、予期せぬ修繕や設備の更新なども発生する可能性があります。そのため、月々の固定費に加えて、ある程度の予備費を準備しておくことが重要です。

長期的な視点で見ると、省エネ設備の導入や計画的なメンテナンスによって、ランニングコストを抑えることができます。また、住宅ローンの繰り上げ返済や、火災保険や光熱費の見直しなども、継続的なコスト削減につながります。

家を購入した後も、これらの費用を適切に管理し、計画的に支出していくことが、快適な住まいを長く維持するためには欠かせません。必要に応じて専門家のアドバイスを受けながら、長期的な家計管理を行っていくことをおすすめします。

よくある質問(Q&A)

土地・注文住宅の購入に関して、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。これらの質問と回答を参考に、より深く理解を深めていただければと思います。

Q1: 土地購入から家の完成まで、どのくらいの期間がかかりますか?

A1: 一般的に、土地購入から家の完成まで約6~12ヶ月程度かかります。ただし、以下の要因によって期間は変動します。

– 土地の状況(造成や地盤改良が必要な場合は時間がかかります)

– 家の規模や複雑さ – 設計にかける時間

– 建築確認申請の所要時間

– 工事の進捗状況

– 天候による影響

スムーズに進んだ場合でも、土地購入から入居まで1年程度の期間を見込んでおくとよいでしょう。

Q2: 住宅ローンの頭金はいくら必要ですか?

A2: 一般的には総費用の20~30%程度が目安とされています。例えば、土地と建物を合わせて4,000万円の場合、800万円~1,200万円程度の頭金が必要となります。ただし、以下の点に注意が必要です。

– 金融機関によって条件は異なります。頭金なしのローンもありますが、金利が高くなる傾向があります。

– 頭金が多いほど、借入額が減り、金利負担も軽減されます。

– 諸費用(仲介手数料、登記費用など)も考慮に入れる必要があります。

– 住宅ローン控除を最大限利用するためには、年収に応じた借入額の条件があります。

可能な限り多めの頭金を用意することで、長期的な負担を軽減できます。

Q3: つなぎ融資は必ず必要ですか?

A3: つなぎ融資が必要かどうかは、以下の状況によって異なります。

– 土地と建物を同時に購入する場合は不要です。

– 土地を先に購入し、後から建物を建てる場合に必要となることが多いです。

– 自己資金で土地を購入できる場合は不要です。

つなぎ融資は土地購入資金を一時的に借り入れるもので、建物完成後の住宅ローンで返済します。金利や手数料がかかるため、できるだけ避けたい場合は、以下の方法を検討しましょう。

– 土地と建物をセットで購入する

– 自己資金を増やして土地購入に充てる

– 実家などに一時的に住み、建物完成を待つ 必要性と費用対効果を慎重に検討し、判断することが重要です。

Q4: 建築費用の値引きは可能ですか?

A4: 建築費用の値引きは可能な場合があります。以下のような方法で交渉の余地があります。

– 複数のハウスメーカーから見積もりを取り、比較検討する

– 建材や設備のグレードを調整する

– 契約時期(閑散期)を選ぶ – まとめて現金で支払う(キャッシュ割引)

– 不要なオプションを削除する

ただし、過度な値引き交渉は品質低下につながる可能性があるため注意が必要です。価格だけでなく、品質やアフターサービスなども総合的に判断しましょう。

Q5: 建築中に設計変更は可能ですか?それにかかる費用は?

A5: 建築中の設計変更は可能ですが、工程によって難易度と費用が大きく変わります。

– 基礎工事前:比較的容易で、追加費用も最小限に抑えられます。

– 上棟前:ある程度の変更は可能ですが、追加費用が発生します。

– 内装工事中:大幅な変更は困難で、高額な追加費用が発生する可能性があります。

費用は変更の内容によって大きく異なりますが、数万円から数百万円の範囲で発生することがあります。予期せぬ追加費用を避けるため、設計段階で十分に検討することが重要です。

Q6: 住宅ローンの金利はいつ確定しますか?

A6: 住宅ローンの金利確定のタイミングは、以下のように分類されます。

– 変動金利:借入後も市場金利に連動して変動します。

– 固定金利

借入時に確定:契約時に金利が決まり、借入期間中は変わりません。

フラット35:融資実行(借入)の2ヶ月前までに金利が確定します。

固定金利選択型:当初の固定期間は契約時に確定し、その後は再選択時に確定します。

金利は住宅ローンの総返済額に大きく影響するため、金利動向をよく確認し、自身のライフプランに合わせて選択することが重要です。

これらの質問と回答を参考に、土地・注文住宅購入のプロセスや必要な費用について理解を深めていただければと思います。不明点がある場合は、ハウスメーカーや金融機関、不動産の専門家に相談することをおすすめします。慎重に計画を立て、満足のいく家づくりを実現しましょう。

まとめ

土地・注文住宅の購入には、想像以上に多くの費用がかかります。土地代や建築費だけでなく、諸経費や税金、住宅ローン関連の費用など、細かな出費が多岐にわたります。また、それぞれの費用には支払いのタイミングがあり、長期間にわたってお金の管理が必要となります。

家づくりを始める前に、これらの費用を把握し、適切な資金計画を立てることが重要です。予想外の出費に備えて、ある程度の余裕を持った資金準備をしておくことをおすすめします。また、不明な点があれば、ハウスメーカーや金融機関に積極的に相談し、納得のいく家づくりを進めていきましょう。

なお、当社が提供している「housemarriage」では、住宅コンシェルジュが理想の家づくりのサポートとして、住まいを探す上で重要なハウスメーカーや工務店の営業担当者とのマッチングサポートをさせていただきます。住宅購入の資金計画の相談・作成や、相性良く親身になってくれる「営業担当者」をご紹介します。家づくりに関して少しでも不安を感じるようであれば、お問い合わせください。

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記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

運営会社情報

  • 会社名

    :有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

  • 代表者

    :渡辺知光

  • 本社
    所在地

    :〒104-0045 東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座1002

  • アクセス

    :地下鉄日比谷線築地駅より徒歩3分

    :地下鉄日比谷線都営浅草線東銀座駅より徒歩3分

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