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工務店で叶える理想の家づくり~工務店選びから竣工後まで完全ガイド~

ハウスメーカー・工務店

2024/07/31

2024/07/31

記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

工務店で叶える理想の家づくり~工務店選びから竣工後まで完全ガイド~

工務店で家を建てることは、多くの人にとって人生最大の買い物の一つです。大手ハウスメーカーとは異なり、工務店では独自の設計やきめ細かなサービスを受けられる可能性が高くなります。しかし、その分注意点も多くあります。この記事では、工務店で家を建てる際のノウハウや進め方、費用、そして家作りの各段階について詳しく解説していきます。

目次

工務店で家を建てるときの進め方や費用は?

工務店で家を建てる際の進め方や費用について、より詳しく解説していきます。家づくりは大きな決断と投資を伴うプロジェクトですので、各ステップを慎重に進めていくことが重要です。

予算の設定

まず最初に行うべきは、現実的な予算の設定です。一般的に、工務店で建てる場合の費用は以下のように分類されます。

・建物本体工事費:2,500万円~4,000万円程度

・外構工事費:100万円~300万円程度

・諸経費(設計料、申請費用など):建物本体工事費の5~10%程度

これらに加えて、土地代や住宅ローンの金利なども考慮に入れる必要があります。自己資金と借入可能額を明確にし、無理のない予算を立てましょう。

複数の工務店から見積もりを取る

信頼できる工務店を見つけるためには、少なくとも3社以上から見積もりを取ることをおすすめします。見積もりを比較する際のポイントは以下の通りです。

・坪単価や総額だけでなく、内訳の詳細を確認する

・標準仕様とオプション項目を明確に区別する

・アフターサービスの内容や保証期間を比較する

・過去の施工実績や顧客の評判を調べる

工務店の選定

見積もりの比較だけでなく、以下の点も考慮して工務店を選びましょう。

・コミュニケーションがスムーズに取れるか

・要望や質問に丁寧に対応してくれるか

・提案力や設計の柔軟性があるか

・会社の経営状況や信用度はどうか

設計・プラン作成

選定した工務店と協力して、具体的な設計やプランを作成します。この段階で以下の点に注意しましょう。

・要望をできるだけ具体的に伝える

・予算内に収まるよう、優先順位をつけて調整する

・将来の生活変化も考慮したプランにする

・図面だけでなく、3Dパースなども活用して空間をイメージする

契約

設計・プランが固まったら、工務店と正式に契約を結びます。契約時には以下の点を確認しましょう。

・契約書の内容を十分に理解する

・追加・変更工事の取り扱いについて確認する

・支払いスケジュールを明確にする

・解約条件や紛争解決方法について確認する

着工

着工後は定期的に現場を訪れ、進捗状況を確認します。この際、以下の点に注意しましょう。

・工程表に沿って進んでいるか確認する

・変更や追加要望がある場合は早めに伝える

・疑問点があればすぐに質問する

・近隣への配慮を忘れない

完成・引き渡し

完成後は、入念な検査を行い、問題がなければ引き渡しとなります。以下の点を忘れずに行いましょう。

・完成検査を慎重に行う

・取扱説明書や保証書を受け取る

・アフターサービスの内容を再確認する

・住宅ローンの実行手続きを行う

工務店で家を建てる場合、大手ハウスメーカーと比べてコストを抑えられる可能性がある一方で、より主体的に家づくりに関わる必要があります。しっかりと準備し、信頼できる工務店と協力しながら、理想の家づくりを進めていきましょう。

いよいよ、家づくり開始!

家作りは長期にわたるプロジェクトであり、適切な計画と準備が不可欠です。ここでは、家作りの各段階について詳しく解説していきます。

潜在期(約1年間)

潜在期は、家を建てようと漠然と考え始めてから具体的な行動を起こすまでの期間で、一般的に約1年間程度とされています。この期間は、家づくりの土台となる重要な準備期間です。以下、潜在期に行うべき主な活動について詳しく解説します。

1. 家族との話し合い

家づくりは家族全員に関わる大きな決断です。以下のような点について、じっくりと話し合いを重ねましょう。

・将来の生活スタイル

・必要な部屋数や広さ

・子どもの成長に伴う変化

・親との同居や近居の可能性

・仕事や通勤の変化の見込み

家族それぞれの希望や不安を共有し、全員が納得できる方向性を見出すことが重要です。

2. 情報収集

家づくりに関する幅広い知識を得るため、様々な方法で情報を集めましょう。

・住宅雑誌やインテリア雑誌の購読

・ハウスメーカーや工務店のウェブサイト閲覧

・住宅関連のSNSやブログのフォロー

・友人や知人の家づくり体験談を聞く

・住宅展示場の見学(この段階では気軽な見学程度に)

集めた情報は整理しておき、後々の参考にできるようにしておくと良いでしょう。

3. 資金計画の立案

家づくりには多額の費用が必要です。この段階で、おおよその資金計画を立てましょう。

・現在の貯蓄額の確認

・今後の貯蓄可能額の試算

・住宅ローンの借入可能額のシミュレーション

・月々の返済可能額の検討

・諸経費(外構工事、家具購入など)の概算

この時点では細かい数字にこだわらず、大まかな予算感をつかむことが目的です。

4. 土地探し

家を建てる土地の選定は非常に重要です。以下の点を考慮しながら、希望のエリアや条件を絞り込んでいきましょう。

・通勤・通学の利便性

・周辺の環境(自然、騒音、治安など)

・日当たりや風通し

・将来的な開発計画

・法規制(建ぺい率、容積率など)

実際に足を運んで周辺環境を確認したり、不動産情報サイトで物件をチェックしたりすることで、理想の立地のイメージを固めていきます。

5. ライフスタイルの見直し

新しい家での生活を想像しながら、現在のライフスタイルを見直す良い機会です。

・不要な物の整理や断捨離

・エネルギー消費や環境への配慮

・家族の時間の過ごし方

・趣味や習い事の変更や追加

これらの見直しは、後の間取り計画や設備選びに大きく影響します。

6. 家づくりの夢を膨らませる

この時期は、理想の家のイメージを自由に膨らませることができます。

・憧れの住まいや暮らしをピンボードにまとめる

・家族で理想の間取りをスケッチしてみる

・こだわりたい部分(キッチン、バスルームなど)をリストアップする

・エコ住宅や省エネ住宅についての知識を深める

潜在期は、具体的な行動を起こす前の大切な準備期間です。焦らず、じっくりと家づくりへの思いを育てていくことが、後の満足度の高い家づくりにつながります。この期間を通じて、家族の絆を深め、共通の目標に向かって歩み始めることができるでしょう。

検討期(6ヶ月間)

検討期は、具体的に家づくりの準備を始める重要な期間です。この約5.7カ月の間に、より明確なビジョンを形成し、実際の家づくりに向けた具体的な行動を起こしていきます。以下、検討期に行うべき主な活動について詳しく解説します。

1. 住宅展示場や完成見学会への参加

住宅展示場や完成見学会は、実際の住宅を体感できる貴重な機会です。以下のポイントに注目しながら見学しましょう。

・間取りの使い勝手

・部屋の広さや天井の高さ

・採光や通風の状況

・収納スペースの配置や大きさ

・キッチンや浴室などの設備の使いやすさ

複数の展示場を訪れることで、様々なスタイルや特徴を比較検討できます。気に入った点や気になった点をメモしておくと、後の設計時に役立ちます。

2. 複数の工務店からの資料取り寄せ

この段階で、少なくとも3社以上の工務店から資料を取り寄せましょう。資料を比較する際は、以下の点に注目します。

・会社の理念や特徴

・過去の施工実績

・標準仕様の内容

・概算の価格帯

・アフターサービスの内容

資料だけでなく、各社のウェブサイトも丁寧にチェックし、信頼できそうな工務店をリストアップしていきます。

3. 希望の間取りや設備のリストアップ

家族で話し合いながら、理想の家のイメージを具体化していきます。以下の項目について、優先順位をつけながらリストアップしましょう。

・必要な部屋数と広さ

・LDKの形態(対面キッチンか独立型か等)

・収納スペースの配置

・バスルームやトイレの数と配置

・床暖房やエアコンなどの冷暖房設備

・太陽光発電などのエコ設備

・ホームセキュリティシステム

このリストは、後の工務店との打ち合わせで重要な指針となります。

4. 工務店との初回打ち合わせ

リストアップした工務店との初回打ち合わせを行います。この段階では以下の点を確認しましょう。

・会社の特徴や強み

・対応可能な工法や建材

・概算の費用感

・工期の目安

・担当者の対応や提案力

初回打ち合わせでは、あまり細かい要望は伝えず、工務店側の提案力や対応力を見極めることが重要です。複数の工務店と面談することで、比較検討の材料を増やすことができます。

5. 資金計画の具体化

工務店からの概算見積もりを基に、より具体的な資金計画を立てます。以下の点を考慮しましょう。

・頭金として用意できる金額

・借入可能な住宅ローンの額

・月々の返済可能額

・諸経費(外構工事、家具購入など)の見込み

必要に応じて、ファイナンシャルプランナーや銀行に相談し、より現実的な資金計画を立てることをおすすめします。

検討期は、家づくりの方向性を決める重要な時期です。焦らず慎重に、しかし着実に準備を進めることで、理想の家づくりへの土台を固めることができます。工務店選びや予算設定に十分な時間をかけ、納得のいく選択ができるよう心がけましょう。

着工準備期(6ヶ月間)

着工準備期は、工務店を決定し、具体的な家づくりの計画を立てる重要な期間です。このおおよそ半年間で、家の詳細な設計から法的手続きまで、様々な準備を行います。以下、着工準備期に行うべき主な活動について詳しく解説します。

1. 工務店との契約

選定した工務店と正式に契約を交わします。契約時には以下の点に注意しましょう。

・契約内容の詳細確認

・見積もり内容の最終確認

・工期や支払いスケジュールの確認

・契約解除条件の確認

・アフターサービスの内容確認

2. 詳細設計

間取りや仕様を細かく決定し、設計図面を作成します。この段階で以下の点を決めていきます。

・各部屋の正確な寸法と配置

・窓やドアの位置と大きさ

・電気やコンセントの配置

・給排水設備の配置

・収納スペースの詳細

・内装や外装の素材や色

3. 建築確認申請

法令に基づいた建築計画であることを確認する手続きを行います。

・建築基準法への適合確認

・用途地域や建ぺい率、容積率の確認

・消防法や都市計画法などの関連法規の確認

・申請書類の作成と提出

・建築確認済証の取得

4. 資金調達

住宅ローンの正式な審査や契約を行います。

・金融機関との面談

・必要書類の準備と提出

・ローン審査

・ローン契約の締結

・融資実行の手続き

5. 近隣挨拶

工事開始前に近隣住民への挨拶を行います。

・工事の概要説明

・工期の説明

・騒音や振動への配慮の説明

・連絡先の共有

6. 仮住まいの準備

必要に応じて、工事期間中の仮住まいを準備します。

・賃貸物件の契約

・引越しの段取り

・必要最小限の荷物の選別

7. 工事スケジュールの確認

工務店と詳細な工事スケジュールを確認します。

・各工程の予定期間

・重要な意思決定が必要なタイミング

・中間検査や最終検査の日程

・引き渡し予定日

着工準備期は、実際の家づくりが始まる直前の重要な時期です。この期間に細部まで丁寧に準備を進めることで、スムーズな工事進行と、理想の家の実現につながります。工務店とのコミュニケーションを密に取りながら、慎重かつ確実に各段階を進めていきましょう。

工事期(6ヶ月間)

工事期は、実際に家が建築される期間です。通常約6ヶ月間かかり、この間に家の形が目に見えて現れていきます。以下、工事期の主な段階と注意点について詳しく解説します。

1. 地鎮祭

工事の安全と家の繁栄を祈願する儀式です。家族や工事関係者が参加し、工事の無事完了を祈ります。この日程は工務店と相談して決めます。

2. 基礎工事

家の土台となる基礎を作ります。この段階では以下の工程が含まれます。

・地盤調査と地盤改良(必要な場合)

・掘削と整地

・配筋と型枠の設置

・コンクリート打設

基礎工事は家全体の安定性に関わる重要な工程です。工事の様子を見学し、しっかりと施工されているか確認することをおすすめします。

3. 躯体工事

家の骨組みを組み立てます。木造の場合は建て方(棟上げ)、鉄骨造の場合は建て方(ボルト締め)が行われます。この段階で家の形が現れ始めます。

・柱や梁の設置

・床や壁、屋根の下地作り

・外壁の施工

・屋根の施工

躯体工事が終わると上棟式が行われることがあります。これは家の骨組みが完成したことを祝う儀式です。

4. 内装・設備工事

壁や床の仕上げ、電気・水道などの設備を取り付けます。この段階では以下の工事が行われます。

・電気配線工事

・給排水設備工事

・断熱材の施工

・壁・天井の下地処理と仕上げ

・床材の施工

・建具(ドアや窓)の取り付け

・キッチン、浴室、トイレなどの水回り設備の設置

この段階で、細かい仕様の最終確認や変更が行われることがあります。工務店とよく相談しながら進めましょう。

5. 外構工事

庭や駐車場などの外回りの工事を行います。主な工事内容は以下の通りです。

・造成・整地

・駐車場・アプローチの舗装

・フェンスや門扉の設置

・植栽

外構工事は家の完成後に行われることもあります。予算や工期との兼ね合いで、工務店と相談して決めましょう。

6. 完了検査と引き渡し

すべての工事が完了したら、建築基準法に基づく完了検査を受けます。検査に合格すると、検査済証が発行されます。その後、工務店による最終チェックを経て、家の引き渡しとなります。

工事期間中は定期的に現場を訪れ、進捗状況を確認することが大切です。疑問点や変更希望があれば、早めに工務店に相談しましょう。また、近隣への配慮も忘れずに、スムーズな工事進行に協力することが重要です。

竣工後

竣工後は、完成した家の引き渡しを受け、実際に暮らし始める期間です。この時期には様々な手続きや確認事項があります。以下、竣工後に行うべき主な活動について詳しく解説します。

1. 完成検査

家が設計図通りに完成しているか、不具合がないかを確認します。この検査には以下の点が含まれます。

外観の確認:外壁や屋根、窓などに傷や歪みがないか確認します。

内装の確認:壁紙や床材、建具などの仕上がりを確認します。

設備の動作確認:電気、水道、ガス、空調などすべての設備が正常に機能するか確認します。

寸法の確認:各部屋や収納スペースが設計通りの大きさになっているか確認します。

不具合や疑問点があれば、この段階で工務店に指摘し、修正を依頼することが重要です。

2. 引き渡し

完成検査で問題がなければ、正式に家の引き渡しが行われます。この際、以下の点に注意しましょう。

鍵の受け取り:すべての鍵を受け取り、動作確認をします。

設備の取扱説明:各設備の使用方法について詳しい説明を受けます。

保証書類の受け取り:住宅の保証書や各設備の保証書を受け取ります。

竣工図面の受け取り:最終的な図面を受け取り、保管します。

3. 住宅ローン返済開始

契約に基づいて住宅ローンの返済を開始します。以下の点を確認しましょう。

返済開始日の確認

・返済方法(口座引き落としなど)の確認

・返済予定表の受け取りと確認

・繰り上げ返済の条件確認

4. 住民登録の変更

新居への引っ越しに伴い、以下の手続きを行います。

転入届の提出:新しい住所地の市区町村役場で行います。

郵便局への転居届:旧住所宛の郵便物を新住所に転送してもらいます。

各種契約の住所変更:銀行、保険会社、勤務先などに新住所を連絡します。

5. 火災保険への加入

新居を守るため、火災保険に加入します。以下の点を考慮して選びましょう。

補償内容の確認:火災以外の災害(地震、水害など)への補償も検討します。

保険金額の設定:建物の再建築費用を考慮して設定します。

特約の検討:個人賠償責任特約などの追加を検討します。

6. アフターサービスの確認

工務店が提供するアフターサービスについて、以下の点を確認します。

・定期点検のスケジュール

・保証内容と期間

・緊急時の連絡先

・メンテナンス情報の提供方法

7. 新生活のスタート

すべての手続きが完了したら、いよいよ新生活のスタートです。

・家族で新居での暮らし方のルールを決めます。

・近隣へのご挨拶を行います。

・住まいと暮らしの記録をつけ始めます。

竣工後は、長年夢見てきた新居での生活が始まる喜びの時期です。同時に様々な手続きや確認事項もあるため、慌てず着実に進めていくことが大切です。新居での快適な暮らしが長く続くよう、適切なメンテナンスと家族で協力した住まい方を心がけましょう。

よくある質問(Q&A)

工務店で家を建てる際には、様々な疑問や不安が生じることがあります。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。

Q1: 大手ハウスメーカーと工務店、どちらで建てるべきですか?

A1: それぞれに特徴があり、一概にどちらが良いとは言えません。大手ハウスメーカーは豊富な実績と安定性がある一方、工務店は柔軟な対応や地域に根ざした施工が期待できます。自分のニーズや予算に合わせて選択しましょう。例えば、独自性の高い家を求める場合は工務店、安定性を重視する場合はハウスメーカーが適しているかもしれません。

Q2: 工務店で建てる場合、どのくらいの予算を見込むべきですか?

A2: 一般的に2,500万円~4,000万円程度が目安となりますが、土地の状況や希望する仕様によって大きく変動します。坪単価で考えると、80万円~150万円程度が一般的です。ただし、これはあくまで目安であり、高級仕様や特殊な設計を希望する場合はさらに高額になることもあります。具体的な予算は、複数の工務店から見積もりを取ることで把握できます。

Q3: 工務店選びで最も重要なポイントは何ですか?

A3: 信頼性と相性が最も重要です。施工実績や財務状況などの客観的な情報に加え、コミュニケーションがスムーズに取れるか、要望をしっかり聞いてくれるかなどの相性も重要です。また、アフターサービスの内容や、過去の顧客の評判なども重要な選択基準となります。複数の工務店と面談し、じっくりと比較検討することをおすすめします。

Q4: 工事期間中は現場に行ってもいいのでしょうか?

A4: はい、定期的に現場を訪れることをおすすめします。ただし、安全面に配慮し、必ず工務店の担当者に連絡して許可を得てから訪問しましょう。現場見学は工事の進捗を確認するだけでなく、疑問点や変更希望をタイムリーに伝える良い機会にもなります。多くの工務店は定期的な現場見学会を設けていますので、それらに参加するのも良いでしょう。

Q5: 契約後に設計変更はできますか?

A5: 基本的には可能ですが、工事の進行状況や変更の内容によっては難しい場合もあります。また、変更に伴い追加費用が発生することがほとんどです。変更を希望する場合は、できるだけ早い段階で工務店に相談しましょう。契約時に、変更可能な期限や変更に伴う手続きについて確認しておくことをおすすめします。

Q6: 住宅ローンはいつ頃から準備すべきですか?

A6: 住宅ローンの準備は、家づくりを決意した早い段階から始めることをおすすめします。具体的には、工務店選びを始める前に、金融機関で仮審査を受けておくと良いでしょう。これにより、借入可能額が分かり、予算を具体的に立てやすくなります。本審査は工務店との契約前後に行うのが一般的です。早めに準備することで、資金面での不安を解消し、スムーズに家づくりを進められます。

Q7: 完成後のアフターサービスはどの程度あるものですか?

A7: アフターサービスの内容は工務店によって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。定期点検(1年目、2年目、5年目、10年目など)、設備の保証(通常1~2年)、構造部分の保証(10年以上)、緊急時の対応、メンテナンス情報の提供などです。工務店選びの際には、アフターサービスの内容も重要な選択基準の一つとして確認しましょう。充実したアフターサービスは、長期にわたって快適な暮らしを維持するために重要です。

まとめ

工務店で家を建てる際は、十分な準備と慎重な選択が必要です。複数の工務店から見積もりを取り、じっくりと比較検討することが重要です。また、家作りのプロセスを理解し、各段階で何をすべきかを把握しておくことで、スムーズに理想の家づくりを進めることができます。信頼できる工務店と良好な関係を築き、コミュニケーションを大切にしながら、あなたらしい家づくりを楽しんでください。

なお、当社が提供している「housemarriage」では、住宅コンシェルジュが理想の家づくりのサポートとして、住まいを探す上で重要なハウスメーカーや工務店の営業担当者とのマッチングサポートをさせていただきます。住宅購入の資金計画の相談・作成や、相性良く親身になってくれる「営業担当者」をご紹介します。家づくりに関して少しでも不安を感じるようであれば、お問い合わせください。

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記事監修者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士 / 渡辺 知光

大学卒業後、積水化学工業に入社し住宅「セキスイハイム」を販売。3年8カ月千葉県内で営業に従事し、営業表彰を6期連続受賞。
途中、母の急死に直面し、自分の将来について悩み始める。結果、大学のゼミで学んだ「保険」事業に実際に携わりたいと思いFP資格を取得して日本生命に転職。4年間営業に従事したが、顧客に対して提供出来る商品がなく退職を決意。FP兼保険代理店を開業する。

収入も顧客もゼロからのスタート。しかも独立直前に結婚し住宅購入した為、返済不安に陥り貯蓄が日々減っていく恐怖を覚える。

人生で初めて家計の見直しを行い、根本的な改善により失敗と不安を減らすコツを発見。自分の経験を生かしお客様が同じ道を歩まないよう伝えるべく「マイホーム検討者向けFP」として活動中。

運営会社情報

  • 会社名

    :有限会社ティーエムライフデザイン総合研究所

  • 代表者

    :渡辺知光

  • 本社
    所在地

    :〒104-0045 東京都中央区築地2-15-15 セントラル東銀座1002

  • アクセス

    :地下鉄日比谷線築地駅より徒歩3分

    :地下鉄日比谷線都営浅草線東銀座駅より徒歩3分

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